大手通販サイトとして有名な、アマゾンの通販サイト。
アマゾンはアマプラという有料会員サービスもあり、コンテンツが充実しているサービスですよね。
コロナ禍の巣ごもり需要もあり、普段のお買い物をネット通販で済ませる人もいるかと思います。
しかし手軽に利用できて便利なネット通販にも、危険は潜んでいます。
アマゾンでは、最近被害に遭ったユーザーが増えていると話題となっています。
一体どういうことなのでしょうか?
ネット通販で悲しい思いをしないためにも、対処法についてもまとめています。
アマゾン通販で横行している実際のトラブルとは?
アマゾン(Amazon.co.jp)と言えば、本やCDから色々な雑貨まで取り扱う大手通販サイトです。
実際に通販サイトの方は利用しないという方でも、アマプラでディズニー系の動画が見れたりするので、アマプラには入っているという方もいるのではないでしょうか?
(ディズニー系以外でもジャニーズのV6のライブ映像が見れることになったりと、ますます需要が高まっている気もします。)
そんなアマゾンですが、手軽に買えて家に届くのは本当に便利ですよね。
しかしながら、最近ではその手軽さを利用したトラブルが相次いでいるようです。
話題になっているのは“商品の抜き取り”トラブルです。
ITmediaの報じたニュース記事によれば、
ネット通販サイト「Amazon.co.jp」で商品を買ったユーザーから、「届いた荷物の中身がない」という内容の報告がTwitterで複数上がっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d34423bb45846bd3fe95e4e6a4ef03f4d98752b7
このような問題が相次いでいるというのです!
せっかく買ったのに届いた荷物の中身がなかったら、届いていないのとほとんど同じ状況ですよね。
忙しくて、この日に間に合わせるために通販を利用した、という方もいるかもしれませんが、それで届かなかったら本末転倒です。
この“荷物(の中身)届かない詐欺”で代表してTwitterで被害を報告しているKumakumaさんは「3万奪われるまで」の内容をこのように述べています。
kumakumaさんは、
- ryzen3600をアマゾンにて購入
- 中身のCPUが入っていない荷物が届く
- 問い合わせて返品対応となり、交換品をもらった
- 交換品にもCPUが入っておらず再度問い合わせ
- 返金予定だったがメールにてやはり返金はできないと回答があった
という流れで被害に遭ってしまっているようでした…。
最初に買った商品に中身がなく、問い合わせて交換品をもらったものの、それにも中身が入っていないという謎の状況…。
しかも、再度問い合わせた際には交換品ではなく、返金対応しか選べなかったようなのです。
しかもその返金もなし…ちょっと驚きですよね。
その後、1か月ほど内部調査を行うとの回答があったようですが、2021年11月8日でもアマゾン側からの返答はなく、返金もありません。
「どうせ少しでもケチろうとしてレビューの低い怪しい業者から安価で買ったんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、kumakumaさんが購入した先はアマゾン公式からです。
出荷元も販売元も「Amazon.co.jp」と表示されていますね…!
公式がこのような感じだと、ちょっと今後の利用をためらっていまいますね…。
今回は業者ではなくアマゾン公式からの購入ということもあり、なかなか未然に防ぐのは難しそうな案件でしたが、このようなトラブルに遭わないためにはどうしたらよいのでしょうか?
ネット通販のトラブル対処法まとめ
消費者庁の公式サイトによれば、ネット通販のトラブルに遭わないようにするには、
- 所在地や連絡先、他の利用者の評価など事業者の情報を自分でしっかりと確認
- 一般に流通している価格よりも大幅に安く販売されている場合など、購入する商品が模倣品でないか十分に注意
- 配送方法や配送期間などがどの程度掛かるかを知る
- クレジットカードが利用できず、支払方法が銀行振込のみしか用意されていない場合で、個人名口座の場合は十分に注意
- 「決済について」もチェック
- サイズ違いなど購入後にトラブルに遭遇することもあるため、キャンセル・返品条件、利用規約は事前に必ず確認
- 支払後でも悩まず、速やかに各地の消費生活センター、警察等に相談
とあります。
サイトのページをとにかく隈なく見ることが大切だということが分かります。
URLが不自然だったり、漢字のフォントがなんかおかしかったり、連絡先がメールアドレスしか載っていないところは要注意です。
さらに、破格すぎる値段で売られている物にも注意が必要です。
「タダほど高いものはない」ということわざがありますが、安すぎるものほどしっかりとサイトを確認しましょう。
もしかしたらなりすましたECサイトの可能性もあります。
そして実際にトラブルに遭ってしまった際は、消費者ホットラインの「188(いやや)」までお問合せすれば、消費生活窓口を案内してもらえます。
一人で悲しまずに勇気をもってホットラインに電話してみましょう。
きっと救いの手を差し伸べてくれるはずです。
アマゾンのお問い合わせで使える小技
アマゾンのお問合せ先には、以前は直通電話があったようですが、今は使えません。
その代わり、サイトやアプリに「カスタマーサービス」という項目があります。
そちらから、問い合わせたい商品を選択して、カスタマーサービスに連絡をすることができます。
連絡方法は、
- チャットでのお問合せ
- Amazonに電話をかける
の2択が選べます。
チャットも電話もすぐに繋がるよう体制を整えているようなので、安心して利用しましょう。
もし混雑していて電話が繋がらない場合でも、ある小技が使えます。
先ほどの被害に遭われたkumakumaさんが、アマゾンの問い合わせで使える小技を紹介していました。
あえて電話ではなく「チャット経由で電話に繋ぐ」という方法です!
この方法だと繋がる確率が高まるようですね!
今回同様の被害に遭われた方は、一刻も早く解決してくれることを願うばかりですが、普段ネットショッピングを楽しんでいる人は、これからのお買い物も気を付けて利用するようにしたいですね。