6月9日にテレビ朝日系列で放送予定の映画、シンデレラ。不朽の名作ですよね。絶対に観ると待機されている方も多いのではないでしょうか?
しかし、この映画はディズニー映画です。ということはもちろん言語は英語。日本で上映するには当然、吹き替えが必要になってきますよね。今回シンデレラの吹き替えを担当した声優さんがとても話題になっているんです!
吹き替えがひどいと話題に
さて、実写シンデレラの吹き替えなのですが、実はその吹き替えっぷりがひどすぎると話題になってしまっています。つい最近地上波で初めて放送された、美女と野獣でも「吹き替えが微妙」「英語版の方がよい」という意見は多数出ていましたが、ディズニー映画は映画の持つ世界観が既に出来上がっているので、原作に強い愛を持っているファンの方もいます。それを吹き替えするとなると、キャラクターに合った声質というところをかなり慎重に選ぶべきだとは思うのですが…。
そして、シンデレラの映画の中には歌を歌うシーンも含まれています。そうなると、歌も上手な方を声優に選ばなくてはなりません。さて、一体どなたが選ばれたのでしょうか?
声優はやはり芸能人?
今回、シンデレラの役を演じたのは、女優の高畑充希さん。
元々ミュージカルの世界を目指して芸能界に入ってきているので、歌はとっても上手です。映画の歌のシーンでも、とても綺麗な歌声を披露しているみたいです。しかし、その他の肝心のセリフ部分の評判が悪いみたいです。声優さんではないので、ここは仕方ないのかなーとも思うのですが…。
そしてシンデレラと恋に落ちる王子役を演じたのは、俳優の城田優さんです。
この方もミュージカルのお仕事はたくさんしているので、歌がとても上手。
そしてお二人のデュエット部分の動画がコチラ。
とても綺麗な歌声で雰囲気がでていますよね!というか、歌が完璧すぎるが故にセリフと比較してしまいやすいという状況にもなっている気はします。アナ雪のMay.Jみたいに、日本語版の映画の歌担当みたいな感じのキャスティングの方が悪い評判が広まらずに済んだのでは?とも思ってしまいますね…。
しかし、最近のディズニー映画の吹き替えキャスティング(特に主要キャラ)には声優さんがキャスティングされにくいのはなぜでしょうか?理由を探ってみました。
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キャスティングの理由は?
シンデレラの場合、実写版の映画が公開されたのが2015年。日本版として上映するには、名作なだけにそれなりに話題性を生みたいというのが制作側の考えることだと思います。となれば、声優のキャスティングも、話題性のある人物を選んだ方が映画館へ運ばれる足の数も増えるでしょう。つまり、制作側としては
・日本での上映時に日本で話題のある女優、俳優
・ディズニー映画なので歌のパートは重要
・歌が上手で話題性のある人物
この3つの条件をクリアする人物を選びたいところです。そして、その条件を見事クリアしたのが高畑充希さんと城田優さんということになるんですね。
今回の吹き替えに関しては、決してお二人の演技力が悪いワケではなくて、歌が上手すぎるが故に比較されてしまったということですね。でもお二人ともとっても素敵に演技されているので、ぜひ温かい目で観ていただきたいです!