日ハム所属だった中田翔選手が不祥事を起こして、瞬く間に巨人へ移籍となりました。
移籍先の巨人で中田翔選手に与えられた背番号は“10”番です。
予想していた背番号と違ったとネット上で話題になっていますが、一体なぜ中田翔選手の背番号は10に決まったのでしょうか?
中田翔選手に対する巨人の原監督の思惑についてまとめています。
中田翔の背番号10はどんな番号?
中田翔選手が巨人で与えられた背番号の10は、かつて現役時代に大活躍していた阿部慎之助選手(現二軍監督)が身に付けていた番号です。
巨人ファンの中には、ABE=10のイメージを強く持っている人も多い印象的な番号です。
阿部慎之助選手は現役時代にとても活躍して巨人に貢献していた選手のうちの一人なので、10番を身に付けることはとても光栄なことでもあります。
しかし、日ハムから無期限の試合出場停止処分であった中田翔選手がいきなり無償で巨人にトレード、ということもあり、中田翔選手に対しては応援もある中で「けじめをつけるべき」と厳しい声もたくさん出ている渦中にいます。
そんな中田翔選手が巨人で背番号10番を付けることに対して、ネットではどのように反応されているのでしょうか?
中田翔の背番号に対するネットの反応
中田翔選手の背番号に対して、ネットではこのようなコメントが見られました。
中田翔選手に対する厳しい意見が多く目立ちます。
やはり、それだけ巨人の背番号10番というのは、ファンにとっても思い入れのある大切な番号であることも分かりますね。
ただ、中にはこの「10」はパワハラの数字とも呼んでいる人もいるようです。
背番号10を当時身に付けていた阿部慎之助監督が、厳しい指導をしていたことがあったからです。
大阪桐蔭出身の3年目で、将来の左腕エース候補と期待される横川は、コーチ陣に「今日は接種翌日で登板できる人数が少ないから、長いイニングを投げてくれ」と託されてマウンドに上がる。だが、初回からヤクルト打線につかまり、6安打でいきなり4失点。2回は無失点で切り抜けるも、力みからか3回の投球中に左手中指のマメが潰れ、皮が剥けてしまった。
ベンチに戻った横川は、激痛が走る指を見せながら降板を訴えたが、阿部監督は首を縦に振らず、命じたのは「5回まで投げろ」。
引用元:https://bunshun.jp/articles/-/47964?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
また、もっとさかのぼると張本勲さんも昔10番を身に付けていました。
(今、コメンテーターとして女性蔑視発言で波紋=女性へのパワハラ?を呼んでしまっているあの張本勲さんです)
これらの理由から、10番が中田翔選手に与えられた理由が分かる(つまり暴力を意味する番号?)と理解している人も一定数いるのです。
10番に暴力が関係しているというのは、ネット上の憶測でしかありませんが、皮肉が込められていることには間違いないですね。
中田翔選手の背番号が10になった理由とは?
中田翔選手の背番号が10になった確実な理由としては、番号が空いていたからというのがまずひとつあります。
ですが、空いていたから、だけでは10番という素敵な番号を手に入れられるわけではないですよね。
10番になった理由として考えられるのは、中田翔選手に対する原監督の思惑が関係していそうです。
そもそも日ハムで試合出場停止処分になっていた中田翔選手が巨人に移籍できた理由は、日ハムの栗山監督が巨人の原監督に電話して頼み込んだことが発端です。
原監督は、巨人の球団首脳に中田翔選手の受け入れについて相談するとともに、キャプテンの坂本勇人選手にも伝えました。
中田翔選手は坂本より1つ下の年だったり、今の巨人の中心選手たちと同年代であることが好条件だったと原監督は取材で答えています。
中田翔選手は今季、日ハムでは不調が続いているものの、2020年は本塁打が31、打点は108を記録しています。
巨人としても無償=無料で実力を持っているバッターが手に入るとなったら好条件ですよね。
そして背番号の10番を中田翔選手に与えるという事は、原監督は中田翔選手の不祥事よりも野球選手としての実力にかなり期待していることが表れているのではないでしょうか。
世間的にはまだ自粛の時期と言われている中田翔選手ですが、ここで大きな成績を残せる状態にある、ある意味ビッグチャンスです。
巨人で実力を発揮しまくるのか、そして世間はどう受け入れていくのか…すべては中田翔選手の行いにかかっていそうです。
今後の中田翔選手の動向に注目ですね。
中田翔選手のネックレスや不祥事については別記事でまとめていますので参考にしてみてください。