ツイッターに関する話題が、またネット上で物議となっています。
イーロン・マスク氏が、長い間眠っているツイッターアカウントを削除する意向であることが明らかになりました。
長い間ログインされていないツイッターアカウントのことを“休眠アカウント”とも呼んだりしまうが、すでに15億もの数の休眠アカウントがツイッターには眠っているとのことです。
そもそもツイッターの休眠アカウントは、どの期間ログインしていないアカウントを指すのでしょうか?
ツイッターの休眠アカウントの定義や、休眠アカウントがいつ削除されるのかなどについて調べてみました。
Twitterの休眠アカウントの定義は?
ツイッターの休眠アカウントについては、これと言った定義は存在していません。
今回のイーロン・マスク氏の発言も、自身のアカウントによるつぶやきから発信されたものが広まっている状況というのがあります。
ツイッターには「15億のアカウントのユーザー名を解放する」と書かれています。
テクノエッジではこのイーロン・マスク氏の発言から、ある程度のツイッターの休眠アカウントの定義について読み解いていました。
“ These are obvious account deletions with no tweets & no log in for years” と自明のアカウント削除と表現していることから、「作られた時から」ひとつもツイートがなく、何年もログインがない空アカウントの意味と思われますが、「何年もツイートやログインがない」アカウント、つまりかつては使われていたものの数年前からアクティブでなくなったアカウントも含む可能性があります。
つまり、休眠アカウントの定義というのは、個人的な考察にはなりますが
- 年単位でログインされていないアカウント
- 年単位でツイートされていないアカウント
- 年単位でアクティブでなくなったアカウント
このように、年単位でログイン・ツイート・アクティブがないアカウントが対象となる可能性が高そうです。
しかし朝日新聞では、過去に年単位ではなく6ヶ月以上ログインしていないアカウントが削除対象になったこともあったと書かれています。
2019年には、6カ月以上ログインしていないアカウントを削除する方針を示したが、世界中のユーザーから「故人のアカウントは見られなくなるのか」などの批判が続出。削除方針を一時停止した経緯がある。
引用元:朝日新聞
この時は批判が相次いだために中止となったようですが、イーロン・マスク氏の気分次第では、半年~1年くらいの間にアクティブでないアカウントについても対象となる可能性も捨てきれません。
Twitterの休眠アカウントはいつ削除される?
ツイッターの休眠アカウントが削除される期間については、まだ未定です。
ただ、東洋経済には、以前ツイッターが「2週間以内にログインしないと抹消する」というメールを送ったこともあったと書かれています。
マスク氏が関与する以前の2019年11月、長く活動のないアカウントに対して一斉に「2週間以内にログインしないと抹消する」と警告メールを送ったことが知られている。
引用元:東洋経済
この時はイーロン・マスク氏が関わっていたわけではありませんが、ツイッターが実際に2週間以内にログインをすすめないとアカウントを削除するとメールを送っていたことは事実です。
ですので、定かではありませんが、過去の事実から推測するのであれば、もしかしたら休眠アカウントは2週間ログインがない状態だと削除される可能性も考えられそうです。
ただ、イーロン・マスク氏もまだ具体的にいつから、というようなことは述べていないので、具体的な期間については分かりません。
休眠アカウントがある方は、2週間以内にログインできるようにしておくなど、覚悟しておく必要はありそうです。
Twitterの休眠アカウント削除に対するネットの評判
ツイッターの休眠アカウントが削除されることに対して、ネット上ではあまり良い声が出ていません。
目立つのは「故人のアカウントの扱いはどうするのか」という意見です。
たしかに、亡くなってしまった人がツイッターを開設していた場合、その人以外にログイン情報が分からないことの方が多そうですよね。
そして亡くなっているために、そのアカウントが再びアクティブになる可能性は極めて低いとも見れます。
亡くなる前の最後のツイートも削除されてしまうとなると、その人の“生きてきた証”みたいなものが抹消される感覚にもなります。
このあたりの論争はなかなかなくならないものだとは思いますが、イーロン・マスク氏の性格をみていると、結構大胆で行動的なところがあるため、正直強制的に消されてしまう可能性もありそうです…。
いずれにしても、まだ具体的な内容が出てきていないので、休眠アカウントの削除については今後の発表が待たれるという感じがします。