東京のお台場にある「パレットタウン」の中には、様々な施設が入っています。
その中のひとつとして長年親しまれてきたのが“ヴィーナスフォート(VenusFort)”です。
ヴィーナスフォートでは、中世ヨーロッパの雰囲気をモチーフに作られた商業施設が特徴で、多くの人に愛されてきました。
そんなヴィーナスフォートが2022年3月27日をもって閉館となりました。
ヴィーナスフォートが閉館となった理由は一体何なのでしょうか?
そして、ヴィーナスフォートの跡地には何ができるのかについてもまとめています。
ヴィーナスフォートの閉館理由は?
ヴィーナスフォートが閉館した理由は、ヴィーナスフォートやそのほかの施設が入っているエリアである「パレットタウン」自体が“再開発”の対象となったからです。
(パレットタウン全体の施設がこちらの画像です↓)
パレットタウンを運営している臨海副都⼼パレットタウン運営協議会は、2021年7月21日にこのようなお知らせを発表しました。
臨海副都⼼パレットタウン運営協議会は、本事業区域における開発事業の⼀部進捗に伴い、複合型施設「パレットタウン(東京都江東区)」の営業を、2021年12⽉より順次終了いたします。
引用元:chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/viewer.html?pdfurl=https%3A%2F%2Fwww.venusfort.co.jp%2Fpdf-up%2Fpdf%2F1626839811.pdf&clen=459190&chunk=true
つまり、今回閉館となるのはヴィーナスフォートだけではなく、同じくパレットタウンに入っている
- MEGA WEB
- Zepp Tokyo
- パレットタウン⼤観覧⾞
- MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON team Lab Borderless
についても対象ということになります。
(かなり大規模な再開発です…!)
ちなみに、閉館スケジュールとしては
- 2021年12⽉31⽇:MEGA WEB
- 2022年1⽉1⽇:Zeep Tokyo
- 2022年3⽉27⽇:VenusFort
- 2022年8⽉31⽇:パレットタウン⼤観覧⾞
- 2022年8⽉31⽇:MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON team Lab Borderless
この流れで閉館することが決まっています。
ヴィーナスフォートの閉館状況
ヴィーナスフォートは2022年3月27日をもって閉館となりましたが、閉館の様子はニュースでも取り上げられ、ネット上でも話題となりました。
多くの人に愛されていたことが良く分かります。
ヴィーナスフォートは“女性のためのテーマパーク”をテーマに1999年8月より開館し、22年に渡って長らくたくさんの方に愛されてきた施設です。
お客さん側もそれぞれに思い入れのある施設なだけあって、ニュースのインタビューでは実際に涙しながら答えている女性の姿もありました。
ヴィーナスフォートがなくなったことによって、またひとつ歴史が変わりそうな感じがありますが、ヴィーナスフォートの跡地には何ができるのでしょうか?
調べてみると、どうやらヴィーナスフォートがなくなったあとも楽しめそうな施設ができそうなんです…!
ヴィーナスフォート跡地にできる新施設は何?
ヴィーナスフォートを含む解体対象となる建物の跡地には、巨大な“大型複合アリーナ施設”が建設される予定となっています。
こちらの施設は2025年秋にオープンする予定となっています。
多目的ホールとして、様々なイベントを開催する予定となっており、想定されている収容人数は、
- スポーツ:約10,000席
- イベント:約10,000席~13,000席
となっています。
ヴィーナスフォートという歴史ある施設はなくなってしまうものの、今後は複合施設として様々なイベントが開催されるようですので、また違った楽しみ方が期待できそうです。
大型複合アリーナ施設ではさらに大規模の収容人数でイベントを行うことができるので、これまでよりもさらに迫力や臨場感のあるステージを楽しめそうです…!
ヴィーナスフォートが跡形もなく消えてしまうのは、どこか寂しい気持ちがありますが、新しい複合施設でどんなイベントが催されるのかも楽しみですね。