山田美幸が水泳を始めた理由や練習法がすごい!背泳ぎは大嫌いだった?

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東京パラリンピックの競泳女子100メートル背泳ぎで見事“銀メダル”を獲得した山田美幸選手。

山田美幸選手は今回のパラリピックで日本第一号のメダル獲得者ということでも話題になっていますが、なんと参加している日本選手の中で14歳という最年少であり、今までのメダル獲得者の中でも最年少、さらにはパラリンピックは初出場という驚きのワードが並びます。

そして山田美幸選手がメダルを獲得したのは“背泳ぎ”の種目でしたが、水泳を始めた理由や練習法もとにかくすごいのです!

山田美幸選手の水泳秘話についてまとめています。

山田美幸が水泳を始めた理由は?

山田美幸選手が水泳を始めたのは5歳の頃です。

生まれつき両腕がなく、脚にも支援が必要で長さも違う山田美幸選手ですが、小さい時から小児ぜんそくを患っていました。

その小児ぜんそくを克服するために始めたのが水泳だったのです。

5歳の時に小児ぜんそくを克服するため水泳を始め、前回のリオデジャネイロ大会でテレビで競技を観戦して本格的に競技を始めた。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c1c75f71ce1165601d2556073a07d3c95e94e99f

私も小さい頃に気管支喘息を多発していたので分かるのですが、肺活量を増やそうとしても陸のスポーツは砂ぼこりが出たりして逆効果なんですよね…。

水泳は砂ぼこりが出ないので、肺活量を増やすのにはもってこいです。

山田美幸選手は小学1年生の時から地元である新潟県の水泳教室に通い始めました。

しかも、本格的な競泳はリオ大会を見てから始めたということは2014年頃からになります。

何十年もオリンピックを目指して、というわけでもないのがすごいですよね。

でも、手足に支援が必要ない人よりはやはり泳ぐのも独自の泳法が必要そうですよね…。

一体どんな練習をしていたんだろう?と思い調べてみたところ、山田美幸選手の練習法がヤバすぎることが分かりました。

山田美幸のヤバすぎる練習法とは?

泳ぎに欠かせないのは手や脚ですが、山田美幸選手の場合はその手が元々ないので頼れるのは脚です。

山田美幸選手は脚をとにかく鍛えて前に早く泳げるように練習を重ねていきました。

最初はパラシュートやバケツを利用して負荷をかけていっていましたが、脚力がどんどん強くなるにつれてさらなる負荷をかける必要があったそうです。

さらなる負荷を追い求め、試行錯誤の練習の中で生まれた独自の泳法が、こちらです。

体にくくりつけたベルトで3キロほどある四角い排水溝のふたを引きながら、50メートルを2回ほど泳いでいる

引用元:https://www.asahi.com/articles/ASP8T5SW0P8LUTIL00C.html

は、排水溝のふた…?!

思わず驚きました。

しかもその状態で50mを2回ということは100m泳いでいるということになります。

まだ現役中学生の14歳なのに…やっていることがすごすぎますよね。

3キロといえど、これが陸ではなく負荷のかかりやすい水中なので実際の体感的には3キロ以上の負荷がかかっているのではないでしょうか?

それだけ山田美幸選手の脚力はすさまじい力を持っていることの証拠にもなりますね。

銀メダルの裏にはこのような努力があったのですね…。

山田美幸は背泳ぎが大嫌いだった?

山田美幸選手が今回初出場&最年少にして銀メダルを獲得した種目は背泳ぎですが、実は背泳ぎは大嫌いだったそうなんです。

その理由としてあげられているのが、こちら。

岡野高志コーチ(45)によると「泳ぐと水を飲んでしまうから、背泳ぎは大嫌いだった」。

引用元:https://www.asahi.com/articles/ASP8T5SW0P8LUTIL00C.html

たしかに、水を飲んでしまっては泳ぎに集中できませんよね。

しかし、山田美幸選手の障害区分がより重い区分に分けられたため、背泳ぎを泳ぐしかなくなってしまったのです。

もともとは自由形が得意種目だったが、昨年2月、障害区分のクラス分けが当時の「S3」から、より重い「S2」に変わり、出場できる種目が背泳ぎだけになった

引用元:https://www.asahi.com/articles/ASP8T5SW0P8LUTIL00C.html

そのため、先ほど紹介した排水溝のふたなど、独自の練習や泳法を重ねて、今回のパラリンピックに出場できたということですね。

苦手を克服して、出場どころかメダルまで獲得してしまうなんて、怪物です。

可能性を感じさせてくれる泳ぎに、ますます今後も注目度が高まりそうな山田美幸選手です。

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