2023年最低賃金が上がります。
2023年10月頃に全国で最低賃金を上げると言う動きがあります。
これで家計が本当に楽になると思っていますか?
もしそうなら少し頭を冷やして考え直してください。
そもそも最低賃金とは何って?ところからですね。
最低賃金の役割
労働者保護
労働者が過度に低い賃金で働くことを防ぎ、生活の最低限度を確保する。
不公正な競争の阻止
極端に低い賃金で労働者を雇う企業による不公正な競争を防ぐ。
労働市場の健全化
労働者と雇用者双方にとって公正な労働市場を形成する。
注意点
最低賃金は「時間給」で表示されることが多いが、日給・月給での雇用契約の場合でも、これに相当する賃金が支払われる必要があります。
最低賃金未満の賃金を支払った場合、雇用者には罰則が科される可能性があります。
最低賃金は労働者だけでなく、雇用者にとっても重要な制度であり、守るべきルールの一つです。最新の情報や詳細は、公式な機関で確認することが重要です。
と言う事なんですけどね。
まぁそんなことは置いておいて。
東京都を例えに考えてみます。
もしも、あなたが最低賃金で働いているとします。
現在の最低賃金は1,072円です。
毎月、1日8時間労働で20日間働いていると仮定しましょう。
そうした場合の日給は8,576円で月給は171,520円になります。
次に最低賃金が1113円になった場合で同じ条件で働いた場合の月給はどうなるか?
日給は8,904円で月給は178,080円になります。
その差は一か月で6,560円です。
6,000円も増えるならそれはそれで助かると思った方!
まず一つ目にこれはざっくりでしか計算出来ませんが上記の月給は支給額ではありません。
ここから税金などを引かれた金額があなたの懐に収まるわけです。
手取り額を計算する。
月収と年収の手取り計算|給与シミュレーションの出来るファンジョブさんであなたの手取りを計算してみて下さい。
今回は東京都、40歳未満、扶養家族なしの条件での計算をご紹介いたします。
最低賃金が上がる前の手取り額
月給171,520円の手取り額は142,089円
最低賃金が上がった後の手取り額
月給178,080円の手取り額は146,924円
その差が4,835円になっていましました。
税金が1,725円高くなったわけです。
日本政府の愚策を解説
ここからは僕の妄想です。
国は「給料を上げてやったぞ」と誇らしげに語るだろう。
この給料を負担するのは国ではなく企業なわけ。
最低賃金上げたから給料上げとけよって話なんですよ。
そして本当の狙いは何か?
さっきも書いた通り給料が上がる=税収が上がるんですよね。
僕はこの税金を自動的に奪い取ることが本当の目的ではないかと思ってます。
10万人から1,725円を奪い取ることが出来るのであれば毎月1億7千万円、税収が増えるわけです。
最低賃金を上げただけですよ?
この負担を国がするならわかるけど。
そして、また国はよくやってると思わせる為に、給料を上げた企業に補助金を出すと言うわけですよ。
そもそも、もう支援金や補助金を一回全部やめてリセットしてくれないか?
そこに回す税金が無駄なわけ。
子育て支援はやめましょう
子育て支援や低所得者への給付は今すぐやめるべきだと思う。
何故なら?
そんなことに税金を使っても何の意味もないから。
消費を増やしたい?
結局、消費を増やして税収を増やしたいってことだろ?
無駄にお金を配って無駄にお金を使わせる。
それこそ無駄だろって?
支援する必要などそもそもないし生きていけない人間は淘汰されればそれでよい。
この平和な日本で生きていけないのは甘えて生きているからだ。
仕事など選ばなければいくらでもある。
しんどい仕事はしたくない、やっと事のない仕事だから出来ない。
甘ったれんじゃねーよ。
って思ってます。
給料のお話に戻ります
話が逸れましたが最低賃金が上がると言うことであなたたちは給料が増えると思っていると思いますがその脳みそお花畑を今すぐやめてください。
手取りは確かに4,000円程増えています。
この給料を企業が負担すると言うことは?
要するに更なる物価上昇が起こるんですよ。
これは可能性ですが。
役員一人ひとりの報酬を抑えて給料に回すと言う優良企業があれば素晴らしいことでしょう。
しかし、個人店などはどうしても値段を上げる以外の方法がありません。
結果、出費が今より増える可能性があると言うことです。
そうなると給料が4,000円上がっただけでは下手したらマイナス喰らいます。
その辺をもっと考えて本当にこの最低賃金を上げることが正しいと思うか判断してください。
以上、はむをのつぶやきでした。
最低賃金を上げても無意味なわけを動画で解説
TBS NEWS DIG Powered by JNNでも取り上げられていたので共有します。