大手フリマアプリの「メルカリ」では、色々な物が出品されています。
その中でもたびたび注目されている“ディズニー関連のグッズ”について、ついに取り締まりが強化されました。
メルカリと、ディズニーの「オリエンタルランド」がグッズの出品に関して覚書を締結しました。
これにより、メルカリで出品できるディズニーグッズへの規制が強くなります。
これまでOKだったものも、今後は取り締まりの対象となる可能性がありますので、ペナルティを受けたくない人や、安全に取引をしたい人は要チェックです。
メルカリとオリエンタルランドが覚書締結
株式会社メルカリと株式会社オリエンタルランドは「安心・安全な商品購入の環境整備に向けた取り組みについて」というテーマで覚書を締結したことを発表しました。
オリエンタルランドの公式サイトにはその内容について述べられています。
オリエンタルランド側の取り組み内容は、
- メルカリへの特定商品や発売などの情報などを提供
- ディズニー公式サイトでの注意喚起
となっています。
そして、メルカリ側の取り組み内容は、
- オリエンタルランドからの情報に基づいた特定の商品取引に関する注意喚起
- メルカリの利用規約に違反する出品商品の削除
となっています。
これまでメルカリではディズニーのグッズやチケットなどが売られていましたが、今後はそれらに対してコテ入れがされていくということになります。
ディズニーチケットは削除対象?
メルカリでの取引で気になるのがディズニーリゾートの入場チケットです。
ディズニーチケットはコロナの状況もあって、入場に制限がかかっている今、かなり貴重なアイテムとなっています。
以前からディズニーチケットに関しては、出品できるのかどうなのかというのが議論されてきましたが、今までの状況では、
- メルカリ側→ディズニーチケットは規約違反となる項目には特に指定されていない
という観点から、メルカリでディズニーチケットを売りさばく人がたくさんいました。
しかし、実はディズニーリゾート側は、元々チケットの譲渡や転売を禁止していました。
両者のこのあたりのルールが矛盾していたために、結局はメルカリでのディズニーチケットの取引が成立していたんですね。
ただ、今後はメルカリとオリエンタルランドがタッグを組んだことで、チケットについても規制が強くなる見通しです。
覚書が締結される前から「メルカリにディズニーチケットを出品したら削除された」という事象も起きていたようなので、以前から一応取り締まりはあったようですが、より厳しくなる可能性が高そうです。
以前からメルカリにディズニーチケットを出品するのはよくないと言われていましたが、今回の締結でよりそれが強くなった感じがあります。
今後メルカリにてディズニーチケットを出品・購入しようと思っている人は要注意です。(避けた方がよいでしょう)
対象となるディズニー特定グッズとは?
メルカリではさまざまなディズニーグッズが取引されています。
覚書の締結によって今後削除の対象となるグッズにはどのようなものがあるのでしょうか?
覚書の締結によれば、
- 特定の発売前後の新商品
というのが一番ポイントとなっているようです。
この“特定”というのが何なのかがとても分かりにくいですが、発売前後の新商品というのが対象なので、恐らくその年ごとのシーズン系のグッズが対象となりそうですね。
ディズニーのシーズン系のグッズは、毎シーズン発売前にサイトにビジュアルが公開されますが、恐らくそういったグッズは今回から削除の対象となりそうです。
メルカリを通じて出品者に“予約”しておいて、発売日が過ぎた後に手に入れるという方法は今後できなくなる模様です。
転売ヤー撲滅作戦とも言える今回の締結によって、どんな効果が出てくるか楽しみですが、これまでメルカリを通じてグッズを出品・入手していた方はお気をつけください。