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猫の恩返しと耳をすませばの関係まとめ!本当は映画化ナシだった?

テレビ番組「金曜ロードショー」にて放送の“猫の恩返し”。

猫たちが描く壮大なファンタジー作品は、ジブリファンはもちろんのこと、猫フェチにもたまらない内容となっています。

ジブリ作品には数々の猫が出てきますが、“耳をすませば”にも猫が出てきますよね。

実は猫の恩返しと耳をすませばには深い関係があったのです!

猫の恩返しと耳をすませばの関係性や、猫の恩返しの誕生秘話についてもまとめています。

猫の恩返しと耳をすませばの関係性とは?

猫の恩返しと耳をすませばはどちらも、ジブリを代表する作品です。

それぞれ公開された年はこんな感じです。

  • 1995年:耳をすませば
  • 2002年:猫の恩返し

耳をすませばの方が7年ほど前に公開されているんですね!

個人的には耳をすませばの方がジブリっぽいというか、古風なジブリという感じがします。

それに対して猫の恩返しは割と現代アニメ風なイメージがあります。

そのためでしょうか、意外とどちらもジブリ作品であることや、2作品に関係性があることに気づかない人もいるようです。(私がそうでした。笑)

※2作品ともジブリ作品であるのに、同じように感じられない原因は下の方の「猫の恩返しの誕生秘話」でまとめています!

そしてこの2作品の関係性ですが、耳をすませばに出てくる主人公の月島雫が書いた小説の内容が、猫の恩返しなんです!

耳をすませばの続編だと勘違いしている人もいるみたいですが、厳密には続編と言うよりは物書きを目指していた月島雫によるファンタジー物語が猫の恩返しなんですね。

この事実は金曜ロードショーの公式ツイッターもほのめかして投稿しています。

https://twitter.com/kinro_ntv/status/824881212539891712

別のジブリ作品”というのが猫の恩返しになるわけですね。

ちなみに2作品とも、原作は柊あおいさんというところも共通点です。

猫の恩返しと耳をすませばに関係あるキャラクターは?

猫の恩返しと耳をすませばには、2作品に関係あるキャラクターが登場しています。

まずは、猫のバロンです!

https://twitter.com/spara_nyanpara/status/1428340351090106372

男爵としてどちらの作品でも大活躍する猫ですが、猫の恩返しでは本名を述べているシーンがありました。

バロンの本名は「フンベルト・フォン・ジッキンゲンと言います、長いですね(笑)。

分解すると、

  • フンベルト=ドイツで中世から使われている男性名
  • フォン・ジッキンゲン=貴族の家柄
  • バロン=フランス語で男爵

このような意味があります。

(フォンとジッキンゲンで1つだったんですね。)

耳をすませばの時は月島雫の妄想の中でのみ動く貴重なキャラクターでした。

耳をすませばでは月島雫が地球屋のおじいさんに「バロンをメインに物語を書きたい!」と許可をもらって、最終的にお話を見せていましたが、それが猫の恩返しということですね…

そして猫の恩返しに出てくるデブ猫、ムタも関係しています!

https://twitter.com/Morgana_OTAKARA/status/1426160764109213702

ムタの本名は「ルナルド・ムーン」といいます。

耳をすませばでは自転車に乗っている天沢聖司の後ろに座っていた猫、ムーンと同じキャラクターです。

月島雫がムーンを追いかけるシーンもありましたね。

まさかあのムーン=ムタだったなんて、意外な結びつきです。

これは最初の方のシーンですね。

https://twitter.com/yorimichi_lv19/status/1083691264518672384

ちなみにこのムーンは、原作では黒猫だったようです。

2作品が結構関係していたことが分かりましたね。

猫の恩返しの誕生秘話

猫の恩返しは、あまりジブリっぽくないというか、作画がちょっと現代アニメ風な感じがします。

これには理由があります。

ジブリ作品は、必ずと言っていいほど宮崎駿さんと高畑勲さんが関わって作られています。

ただ、猫の恩返しの制作には、2人は関わっていないのです。

作品の制作には年齢の若いスタッフたちが関わっていたそうです。

なんでそんなことをしたのかと言うと、実は猫の恩返しは、元々映画化になる予定ではありませんでした

ある時、テーマパークのシンボルにする猫のキャラクターを考案してほしいとの依頼を受けたジブリは、キャラクターを提案します。

そうしたところ、依頼者が耳をすませばのムタを気に入り、20分ほどのショートムービーを作ることとなりました。

宮崎駿さんはバロンをメインにし、名探偵バロンとムタが事件を解決していくストーリーを考え、耳をすませばの作者である柊あおいさんに執筆を依頼しました。

そうしてできた猫の恩返しの原作「バロン 猫の男爵」は宮崎駿さんの思い描いていた名探偵ものではなかったことや、ショートムービーに収めるにはもったいないほどの長編であったり、宮崎駿さんが千と千尋の神隠しの制作に追われていたこともあって、若いスタッフにこの作品を託しました。

そうした経緯があってできたのが「猫の恩返し」だったのです…!

テーマパークのキャラクターの話はどうなったんだという感じはしますが、小さなきっかけからこのような名作がうまれるなんてすごい奇跡ですよね。

素晴らしい話だから映画にしたいと宮崎駿さんも思って若いスタッフに託したのかもしれません。

ちなみに余談ですが、耳をすませばで天沢聖司が読んでいた本“霧のむこうの不思議なまち”は千と千尋の神隠しなんだそうです!

そして、さらに調べてみたところ、こんな情報もありました。

平成ぽんぽこ→耳をすませば→猫の恩返し→千と千尋の神隠しが繋がっていたんですね!

伏線が巧妙すぎます…。

またジブリ作品を観ても新たな発見ができそうです。