2月3日といえば節分!恵方巻き!今年の法学は“東北東”だそうです。
恵方(大吉とされる方角)を向いて静かに食べることで、恵方を巻き込む=良い運気を巻き込み、商売繁盛や無病息災を願うという風習から来ています。実際に、コンビニやスーパー、百貨店などですでに見かけた方も多いのではないでしょうか?節分商戦はすでに始まっているとされ、予約の受付なども始まっていますよね。
しかし、この商戦、みんなで縁起を担ぎましょうという想いとは裏腹に“ある事”がネットで話題となっているのをご存じでしたか?ちょっと暗い話にはなりますが、現代社会を生きていく上ではぜひ皆さんに知っておいてほしい話題なので、ご紹介していきます。
◆恵方巻きの“大量廃棄”が話題に
たくさんの恵方巻きが社会に出されていく中で、一体どれほどの売れ残りがあるのでしょうか?2月1日の「おはよう日本」というニュース番組では、廃棄になった恵方巻きの金額がなんと10億円を超えることが推測されていました。10億円って考えられますか?想像がつかないですよね。さすがに国も無視できなかったのか、農林水産省各企業に注意を促しました。でも、注意勧告だけで収まる問題ではないようです…。売る側も悲鳴をあげている様子が、ネットで話題になっています!
◆これは怖い!売り場の裏側
恵方巻きを売りさばくのってどれくらい大変なんでしょうか?食べやすいスナック菓子と違い、炭水化物なのでなかなか手を出しにくいですよね。女子だったら「太りそう」一人暮らしだったら「食べ切れなさそう」家族だったら「家で作った方が子どもとも楽しめる」という事を考えていくと、意外と既製品は売れにくいのかもしれません。
そうなってくると、売る側もツライですよね。でも、売る側=店のオーナーだけの問題だと思っている方、実はそうでもないみたいなんです。ある日のツイッターでこんなツイートを発見してしまいました。
同い年の高校生バイトの子怖がってた、これおかしいと思うんだけど
拡散されたら前の変態セブンみたいに社会に問題視されてくれないかなとか思ってしまう、恵方巻きの大量廃棄も含めて
セブンだけじゃないよなきっと pic.twitter.com/QCga8WQ1nO— え子さん (@ecota0108) 2019年1月31日
これ、かなりエグイですよね(苦笑)。正社員とかならまだしも、アルバイトでこういうノルマを課せられると、かなり鬱になるのでは?と思ってしまいます。福を呼ぶためのイベントなのに、それどころではない現状が広がってしまっていることがとても悲しいですね…。どうしたら解決するのでしょうか?
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◆どうすれば廃棄問題は解決するの?
完全受注生産にする
そもそも、廃棄とは『売り残り』なワケですよね。だったら最初から必要とされた分だけ生産して売ればよいのではないでしょうか?売るまでのやりとりは綿密ですが、廃棄が抑えられると考えれば相当な経済効果です。買えなかったら余計欲しくなるという購買意欲もかき立てられますし、よいと思うのですが…。
フランスの法律を見習う
美食の国フランスでは、売れ残った食品を廃棄することを禁止する法律が制定されたって知っていましたか?これにより、売れ残りは全て家畜の肥やしや慈善団体に寄付されることとなりました。とてもいい法律ですよね!まさに今の日本に必要な法律なのではないでしょうか。
生産がある限り消費はあるわけで、消費がある限り生産があります。私達は消費生活の中にいる者として、もっと意識が必要なのではないでしょうか。今年の節分もあとちょっとでやってきますが、どうか少しでも廃棄が出ないことを祈りたいですね…。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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