大阪府枚方(ひらかた)市にあるご当地遊園地「ひらかたパーク」にはマスコット的存在がいます。
その名を“ひらパー兄さん”と言います!
ひらパー兄さんは、これまでにも様々なポスターやグッズが登場しています。
そんなひらパー兄さんなのですが、実は歴代と言われるほど歴史が長く、代々受け継がれている存在でもあるんですね。
この記事ではひらパーで大活躍のマスコット「ひらパー兄さん」についてまとめています。
歴代のひらパー兄さんがどんな人なのか知りたい方や、ついでにひらパー兄さんに会いに行きたい方も参考にしてみてください。
ひらパー兄さんとは?
「ひらパー兄さん」とは、大阪府枚方市にある遊園地「ひらかたパーク」のキャラクターを務める存在です。
観光大使のようなものですね。
ちなみに、“園長兼キャラクター”なので、広報と代表を兼任しています笑
(最初はマスコットのみでしたが、後に園長の肩書も与えられました)
地元民はひらかたパークの事を「ひらパー」と略して呼んでいることから、キャラクターもひらパー兄さんという名前で親しまれています。
ちなみに日本で現在も営業を続けている遊園地では、一番古い歴史を持っている遊園地なんです!
なんだか一気に老舗感が漂ってきました…これは歴代にも期待できそうです。
そんなひらパーのアイドル的存在、ひらパー兄さんは、オリジナルキャラクターではありません!
枚方市にゆかりのある、様々な有名人が起用されています。
歴代のひらパー兄さん
ひらパーのマスコット的存在ともいえるひらパー兄さん。
一体どんな人が起用されているのか、初代から見ていきましょう!
初代ひらパー兄さん:小杉竜一
- 初代ひらパー兄さん:小杉竜一
- 任務期間:2009年4月~2013年3月
初代ひらパー兄さんには、お笑い芸人「ブラックマヨネーズ」の「小杉竜一」さんが起用されていました。
小杉竜一さんがひらパー兄さんに起用された理由は、お父さんがきっかけです。
小杉さんのお父さんは京阪電鉄の社員さんです。
そして、京阪電鉄はひらパーを運営しています。
その関係からか、小杉さんは幼い頃からよくひらパーに遊びに来ていたそうです。
まあ言ってしまえば、親子そろってひらかたパークとはある意味ズブズブな関係なのですが笑
そんな経緯から、小杉竜一さんはひらかたパークにゆかりがあるとして、初代ひらパー兄さんに選ばれ、約4年間の任務を全うしました。
勢いのあるツッコミを芸風としている小杉さんは、ひらパーを盛り上げるのに持ってこいの存在ですよね。
ちなみに以前のひらパーは赤字でしたが、ひらパー兄さんが任務を全うしていた4年間の広告効果は約30億円に上ったとも言われており、ひらパー兄さんはパーク運営においての救世主ともなりました。
当時の広告が未だに好きと言う方も多いです。
観覧車に張り付いたり、結構体を張っていました。
白シャツで襟を立てるというのが一応スタイルだったよう…?です。
※2代目ひらぱー兄さん:吉田敬
- 2代目ひらパー兄さん:吉田敬
- 任務期間:2010年11月23日(半日スタッフを2回)
※一応任務を全うしたという意味で2代目
2代目ひらパー兄さんには、お笑い芸人「ブラックマヨネーズ」の「吉田敬」さんが起用されました。
(厳密には“公約”として半日任務を全うしました)
初代に自分の相方である小杉竜一さんが起用されたことに対し嫉妬した吉田敬さんは、自分が2代目ひらパー兄さんになりたかったようです。
「ひらパー兄さん選挙」に立候補するも、4万票以上もの差をつけられ、小杉竜一さんに負けてしまいました。
公約として、半日スタッフを2回するという任務を全うしたので、一応2代目ということになります。
ちなみにこの時も、小杉竜一さんが「1日スタッフ」と言ったことに対抗し「半日スタッフを2回」したそうです。
意味は同じ気もしますが…笑
いずれにしろ、初代・2代目は同じコンビの芸人が園長を務めていたということになります。
喧嘩するほど仲が良いともいいますし、なんだか少し微笑ましいです。
3代目ひらパー兄さん:岡田准一
- 3代目ひらパー兄さん(超ひらパー兄さん):岡田准一
- 任務期間:2013年4月~2015年3月7日 ※ひらパー兄さんとしては
3代目ひらパー兄さんには、ジャニーズグループ「V6」のメンバーである「岡田准一」さんが起用されました。
ちなみに岡田准一さんは2代目ひらパー兄さんとも言われています。
吉田敬さんの半日任務をカウントしないと、たしかに2代目かもしれません。
芸人からのアイドルということで、一気に雰囲気を変えてきましたね!
岡田准一さんは大阪府枚方市の出身で、実はひらパーだけでなく枚方市のCMやポスターにも起用されています。
ふるさと大使という印象の強い岡田准一さんですが、実際は○代目ではなく超ひらパー兄さんとして起用されていました。
岡田准一さんは約2年間の任務を全うしましたが、ひらパー兄さんの仕事の他にも映画に出ていたこともあり、映画のポスターが出るたびにひらパー兄さんの方ではパロディが作られるという事も起きていました。笑
その名残からか、ひらパー兄さんとしての役目を終えた2016年以降も、映画の宣伝でひらパーに来たり(ちゃっかりパロディ用も制作)、2022年の今でもパーク内では岡田准一さんの声で園長アナウンスが流れたりと、ひらパーのマスコットとしては現役で活躍されています。
ふるさと想いな気持ちが伝わってきますね。
ひらパー兄さんに会いに行くには?
ひらパー兄さん(実物)に合える方法は、通常ではありません。
歴代すべてのひらパー兄さんは一応任期を終えてしまっています。
ですので、普通に考えるとひらパー兄さんの実物に会いたいと思っても不可能に近いです…。
しかし、ひらかたパーク内にはお土産屋さん「ノームショップ」があります。
そのノームショップの中には園長資料室があり、ひらパー兄さんの歴史や園長になりきって写真を撮ることが可能です!
お土産屋さんなので、もちろんグッズの購入もできます。
- ひらかたパーク園長資料室:http://www.hirakatapark.co.jp/hirapar_niisan/
そして、もしタイミングが奇跡的に合えば、現在も広報として活動している岡田准一さんが新しい作品の宣伝で来る可能性はあります。
お客様を楽しませるのが大好きなひらパーですから、もしかしたら今後は歴代ひらパー兄さん関連イベントとかもありそうです。
その際には実際に本人たちがひらパーを訪れるかもしれません…!
記念にも、ぜひ園長資料室には遊びに行ってみてくださいね。