テレビ番組「25歳~情熱の起点~」に出演の大空幸星さん。
チャット相談窓口「NPOあなたのいばしょ」の理事長として活躍されていますが、その裏には自身の“望まない孤独”があったことからでした。
大空幸星さんの出身高校や大学、生い立ちについて分かっている情報をまとめています。
大空幸星のプロフィール
大空幸星さんのプロフィールについてまとめました。
- 名前:大空幸星(おおぞら こうき)
- 生年月日:1998年
- 出身地:愛媛県松山市
- 身長:約170cm以上
- 学歴:慶應義塾大学総合政策学部 4年生
- 現職:NPO法人あなたのいばしょ 理事長
まず気になるのが「大空幸星」という名前ですが、こちらの名前は“本名”です。
実際にご本人が取材にて本名だと明かしています。
「本名です。両親の離婚で姓が変わって、結果的にいい感じになっただけですけどね」
引用元:https://www.businessinsider.jp/post-234376
大空幸星さんはツイッターを持っていて、日々更新しています。
中には「タクシーの運転手が飴をくれて嬉しい」などプライベートなつぶやきも見られます。
しかし、遡ってみても誕生日や自分にまつわることなどは記載されていませんでした。
この辺りはそのうち本人からツイートなどがあるかもしれませんね。
また、身長についても詳細は不明ですが、大空幸星さんが高校生の頃に留学した時の写真を発見しました。
この写真は大空幸星さんがニュージーランドのファミリーと過ごしていた時のものです。
ニュージーランドの平均身長を調べてみたところ、男性で177cm、女性で164cmのようですので、仮に大空幸星さんの後ろに写っている男性が平均だとすると177cmで、大空幸星さんはすでにこの頃170cm以上身長があったことになります。
高校生から大学生にかけて身長が伸びることも考えられるので、今ではもう少し伸びている可能性もありますね。
170cmの身長の人の平均体重は63kgとされているので、体重もその辺りか、もう少し痩せているかもせしれませんね。
また兄弟は生い立ちについて調べると分かるのですが、恐らく一人っ子のようです。
大空幸星の出身高校・大学
大空幸星さんの出身高校と大学についてまとめました。
大空幸星の出身高校
大空幸星さんの出身高校は明らかにされていません。
ただ、大空幸星さんがどこかしらの高校に通っていたことは事実です。
大空幸星さんは中学卒業後、1年間の留学プログラムがある高校に進学しています。
また出身は愛媛県ですが、中学の途中から東京に引っ越しているので、高校は東京都内でしょう。
また、生い立ちのところで詳しくまとめていますが、留学の際も父の祖母の遺産を費用にあてていたり、高校時代から夜に仕事をしていたりしたので、恐らく私立ではない気がします。
情報をまとめると、
- 東京都内の高校
- 生活が貧困していた→私立ではなく公立の高校
- 公立で留学プログラムのある都内の高校
このような情報から絞られる高校は、
- 都立三田高校
あたりかなと考えられますが、三田高校は留学プログラムがあるものの留学先の“ニュージーランド”は6ヶ月となっているんですよね…。
アメリカやカナダであれば1年間なので、大空幸星さんが在籍していた時と内容が変わったのかもしれないです。
ちなみに偏差値は67もあるので、賢い子が集まる進学校というイメージですね。
大空幸星の出身大学
大空幸星さんの大学は慶應義塾大学です。
現役の4年生なので、厳密に言うとまだ“出身”ではありません。
総合政策学部に所属しています。
大空幸星さんの所属している総合政策学部の偏差値は72.5とかなり高いです。
慶應義塾大学にはあらゆる分野の学部が設立されていますが、総合政策学部の偏差値は学部の中でも商学部のトップ、医学部、環境情報学部と並んでトップです。
大空幸星さんの地頭の良さもありますが、正しい方向への地道な努力がハンパないことがわかります。
大空幸星さんは慶応大学の在学中に「あなたのいばしょ」を友人2人と立ち上げており、相談件数が多すぎて焦ったとも取材で述べているので、今とても忙しい状況であることは間違いないですね。
ですので恐らく、サークルや部活動は入る時間がないのかな~と思います。
それだけ必要とされている存在である証ですね!
恐らく卒業後も今の心の相談窓口関連の活動を続けていく可能性は高いと思われます。
大空幸星の壮絶な生い立ち
大空幸星さんは1998年に愛媛県松山市に産まれました。
当時は母と父がいましたが、小学5年生の頃に母親が突然いなくなります。
両親が離婚することはなんとなくわかっていたそうなので、当時は不穏な空気がすごかったんでしょうね…。
地方都市ならではの言いにくい空気みたいなのもあり、先生や友人には一切相談はできなかったそうです。
父親とは元々折り合いが上手くいっておらず、余計に関係が悪化し小学6年生の頃には学校に行けなくなってしまいました。
当時の詳細について記事ではこう書かれています。
空腹を感じなくなり、食事や飲み物がのどを通らない。みるみる痩せ細り、中学1年の1学期、とうとう入院することになった。
引用元:https://www.businessinsider.jp/post-234376
ストレスが原因で痩せ細り、ついには入院までしてしまいます。
男の子が一番育ち盛りな時に、すごい苦しい思いをしていたんですね…。
高台にあった自宅には庭があり、フェンスを越えたら崖という立地だったので、当時はフェンスを越えて死のうか考えていたくらいだったとのこと。
しかし痛そうだな、など色々考えて勇気が出なかったそうです。
また、入院していた時に主治医から「治したければ海外へ行きなさい」と言われたことで海外に行くことを視野に入れ始めます。
今いる環境を変える必要があるとアドバイスされたということですね。
退院してからは、東京にいる母と、母の再婚相手と暮らすようになります。
しかしほとんど家に帰ってくることはなく、机に置かれた1000円を握りしめて定食屋に行くことがルーティーンとなります。
一人暮らしをしているような感覚だったという中学校生活でしたが、食堂ではアルバイトの学生さんに勉強を教えてもらえたり、お腹を満たすこともできたので“救われた”と大空幸星さんは言っています。
やがて留学プログラムのある高校へ進学しますが、留学先を決める面談を親にすっぽかされてしまいます。
大空幸星さんの家庭環境を察した先生が普通の幸せな家庭を味わってもらうため、ニュージーランドのファミリーを留学先に選んでくれたおかげで、大空幸星さんはニュージーランドで幸せな時を過ごします。
しかし留学から帰国すると、母が再婚相手と離婚しており生活はさらに困窮を極めていました。
そこで大空幸星さんは夜勤のアルバイトを始めるようになり、学校に行けるのは5時間目からという状況…。
想像を絶する辛さだったと思います、ましてやニュージーランドで幸せな家庭とのひと時を過ごしているので、余計に辛く感じそうですよね…。
大空幸星さんはついに担任の先生に宣言をしました。
担任に「学校をやめます。死にたいと思っています」というメールを送った。
引用元:https://www.businessinsider.jp/post-234376
すると翌朝、メールを受け取った先生が家の前に立っていたそうです。
この時の、自分を支えてくれる存在は当時の大空幸星さんにとってかなり大きい存在となりました。
そしてこのことがきっかけで学校へ行くようになり、海外の大学に進学しようと勉強に励み、奨学金を獲得しますが海外の大学に払えるだけの学費を稼げるアテがなかったため慶応義塾大学に入学します。
奨学金を獲得できるだけの勉強って、本当に努力されたんだなと思います。
そして大空幸星さんは、自分のように辛い思いをしている人が“たまたま運が良かったから”救われるのではなく、どんな人でも寄り添える場所があるべきだと思うようになり、「あなたのいばしょ」を立ち上げました。
ただ大空幸星さんは「救いたい」とは思っていないようです。
あくまでも「苦しみを抱えている人が寄り添える場所を提供しているだけに過ぎない」と言っているんですね。
自分自身が辛い境遇を経験しているのが、大空幸星さんの強みですよね。
「あなたのいばしょ」で実際に救われている人が出てきているそうなので、今後も大空幸星さんの活躍はどんどん広がっていきそうです。