銀泥さんによる漫画「パティシエさんとお嬢さん」がドラマ化することになりました。
ドラマ化するにあたって、キャスティングは重要になりますが、パティシエさんとお嬢さんの実写ドラマキャスティングがファンの予想を超えたものとなっており、炎上しています…。
原作がある作品は、原作ファンもいるためなるべく忠実に再現するか、もはや別物として扱うかに分かれるかと思いますが、今回は(悪い意味で)別物として扱われた感じがあります。
パティシエさんとお嬢さんの原作のキャラクターたちと、実写ドラマ化に向けて選ばれた演者さんの画像を比較していきたいと思います。
ネットの反応もまとめています。
パティシエさんとお嬢さんの原作キャスティング
パティシエさんとお嬢さんの原作の画がこちらです。
漫画のタイトルにもあるように、パティシエさんとお嬢さんの2大主人公とも言えるキャラクターが、
- お嬢さん
- パティシエさん
です。
お嬢さんは波留芙美子と言い、毎週ご褒美にお気に入りのパティスリーでケーキを買うのと、かっこいいパティシエさんに会うのが楽しみとなっています。
パティシエさんは帯刀稜と言い、パティスリーの店長ですが、実はお嬢さんに会うのを楽しみにしつつも恋に不器用なためなかなか踏み込めないという状況です。
原作ではこの2人の恋模様がどのように展開していくのかが楽しみなラブコメ漫画となっています。
イラストを見て分かるように、お嬢さんはふくよかでぽっちゃりとしていますね。
そしてパティシエさんはがっしりとした体型です。
「パティシエさんとお嬢さん」を制作するにあたって、原作者の銀泥さんは、キャラクターたちへのこだわりをインタビューでこのように述べています。
──そして単行本化に向けて動き出したんですね。作品の登場キャラクターについてもお伺いしていきたいんですが、まずお嬢さんはぽっちゃりしていることが大きな特徴ですよね。
痩せて見えることはないように、描く上では特にほっぺのぷにっとした輪郭を気をつけています。
──とてもかわいく見えますし、マンガのヒロインはスタイルがかなりいいことが多いので、それに比べたら親しみが湧きます(笑)。お嬢さんがぽっちゃりしているのやはり甘いものが好きだから?
そうです。毎週6個とかケーキを買い続けている女の子が、痩せていたら違和感があるかなって。あと私がぽっちゃりした子が好きだっていうのもあります。これまで描いてこなかったんですけど、元々ぽっちゃりした子を描きたいなと思っていたので。
引用元:https://natalie.mu/comic/pp/patissiersantoojosan
銀泥さんは、お嬢さんについて「ぽっちゃり」を意識して作品を作っています。
「痩せていたら違和感がある」とも述べていますね。
では、実際に決まった実写ドラマ化キャスティングの方を見ていきましょう。
パティシエさんとお嬢さんの実写ドラマ化キャスティング
パティシエさんとお嬢さんの実写ドラマ化キャスティングがこちらです。
お嬢さん役は岡本夏美さんが演じます。
岡本夏美さんは、モデル活動から女優にも幅広く活躍されている方で、最近では「ハニーレモンソーダ」という映画で遠藤あゆみ役も演じていました。
「賭ケグルイ」でも西洞院百合子役を演じたりと、勢いのある女優さんでもあります。
パティシエさんこと帯刀稜さん役は、村井良大さんが演じます。
村井良大さんは俳優さんで、舞台などでも活躍されている演技派ですね。
仮面ライダーディケイドで小野寺ユウスケ役としても活躍されていました。
どちらも役者さんとしては申し分ないのですが、原作と比べるとかなりキャラクターが異なるキャスティングとなったようです。
ちなみに原作者の銀泥さんはドラマ化についてこう述べています。
ドラマ・映画化のお話をはじめに聞いた時はとても驚きました。喜びもありましたがそれ以上に「本当に実写になるのかなぁ…」と半信半疑でいました。そこから徐々に具体的な事が決まっていき、そのご報告をいただく度に実感を得ることができました。
コロナの影響もあり撮影に至るまで大変なご苦労があったことと思います。原作漫画の雰囲気とキャラクターを尊重して制作して頂き関わって下さった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
引用元:https://spice.eplus.jp/articles/294360
特にキャスティングの件については触れていませんね…。(触れることができなかったのかは謎ですが)
しかし、このキャスティングについてファンが黙っているはずがありません。
ネットではかなり炎上していました。
パティシエさんとお嬢さんの実写に対するネットの反応
パティシエさんとお嬢さんの実写キャスティングに対するネットの反応がこちらです。
実写化のキャスティングには、役者さんを否定するわけではないけれども原作と比較するとイメージと違うという声が多数見受けられました。
中には、あえて炎上を狙って注目されることを望んでいるのでは?という意見もあったくらいです。
やはり、原作の設定とは異なるキャスティングに、ざわついているようですね。
ネット上ではそれぞれが思うキャスティングを公開している人もいました。
この方は頼経明子さんという女優さんですね。
声優としても活躍されていますが、舞台での活躍が多いようです。
「あなたの番です」では畠山役も演じていました。
さらには「このキャスティングを見習ってほしい」という意見もありました。
すごいですね、そのまんまのキャスティングっていう感じです。
そして、痩せている女優さんでもおデブメイクで太ることはできるのではないか?という意見もありました。
もしかしたら、ドラマ内でもこのような特殊メイクなどもあるのかもしれませんが、ポスターがすでに痩せているのであまり可能性は期待できないかもしれませんね…。
実写版は、2022年1月クールで全4話のドラマ放送の予定で、2022年5月に映画も公開予定となっています。
映画版でのキャスティングは変わるのでしょうか?
まだまだ先が気になる「パティシエさんとお嬢さん」です。