「ギョギョ!」でおなじみさかなクンですが、実はお父さんとはほぼ絶縁状態になっているという情報があります。
さかなクンといえば、独特なキャラクターも特徴のひとつですが、最近では「さかなクンの一魚一会」という自分の半生がえがかれたエッセイ本も出版したことで話題になりました。
さらに「さかなクンの一魚一会」をもとに、女優ののんさん演じる“さかなクン”の人生が映画化されることもさらに話題となっています。
そんなさかなクンなのですが、実はこの自伝や映画でも父親のことについてはあまり語られていません。
それもそのはず、実はさかなクンはお父さんと不仲であるという説があるのです。
さかなクンとお父さんの関係について気になったので、調べてみました。
さかなクンのお父さんは囲碁棋士の宮沢吾朗
さかなクンのお父さんは「宮沢吾朗(みやざわ ごろう)」さんといいます。
(さかなクンの本名は「宮澤正之(みやざわ まさとし)」です。)
こうして比較してみるとお顔立ちは結構似ている感じがしますね…!(口の感じとか特に)
さかなクンは魚類学者ですが、お父さんの宮沢吾朗さんの職業は、なんと囲碁のプロです!
木谷實九段門下として日本棋院所属に所属しています。(簡単にまとめると九段)
囲碁のプロとして、テレビでは囲碁の解説を行っていたり、けっこう忙しく過ごされているようですね。
魚類学者と囲碁棋士という、全く異なる職業についている親子ですが、実際の仲はどうなのでしょうか?
さかなクンはお父さん(宮沢吾朗)と不仲?
さかなクンはお父さんとあまり会っていないと言われています。
ただ、ものすごい喧嘩をして絶縁したとか、そういうわけではなそさうです。
週刊女性PRIMEでは、さかなクンのお父さんについてこのよう書かれていました。
「言いにくいんですが……お父さんは、ひと言でいえば酒乱です。普段は物静かだけど、囲碁の対局で負けたりすると、お酒を飲んで、お母さんに当たり散らしていました。夜中に大声が近所に響いていて、なんだか気の毒でしたね」(近所の住民)
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/70d27b5b25a53e8fb879984d187aff78e74a7fe9?page=2
なんでも、近所の人から見るとさかなクンのご両親はあまり仲が良いようには見えなかったそうで、お母さんはよく顔に青アザを作っていたんだとか…。
そしてあまり他の人とはコミュニケーションをとらない寡黙なタイプなので、お酒が入ると怖いくらいに人が変わるような印象のようです。
さかなクンの自伝や映画にもお父さんの描写があまりないことからも、さかなクン的にはあまり語りたくない人物なのでしょうか…。
週刊女性PRIMEでは実際にさかなクンとお父さんそれぞれにお互いの仲について突撃取材した様子が書かれていました。
【お父さんへの突撃取材の様子】
─かつて、お父さんが家族に暴力を振るっていたと話す人がいます。
「……そう言う人がいるのなら、そのとおりなのでしょう」
─映画では厳格な父として描かれていたが、さかなクンが魚ばかりにのめり込むことに反対だった?
「子どもの教育は母親任せで僕はノータッチだった。反対はしてないです。私も好きなことをやってほしかった」
─映画にもなった息子のことは誇らしい?
「それは、もう。本当は子どもたちには囲碁をやってほしかったけど全然覚えてくれなかったんです」
丁寧に話す横顔は、どこか寂しげに見えた。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/70d27b5b25a53e8fb879984d187aff78e74a7fe9?page=3(※一部抜粋)
お父さんはかつての暴力について、肯定も否定もせずという感じのようです。
さかなクンの教育に関しては、お父さんはノータッチだったそうですが、一方では魚にハマりすぎたさかなクンの成績が悪かった時には怒られていたという情報が「JBpress」には書かれていました。
日頃から家を空けることが多かったという父親だが、さかなクンが通知表をもらってくる日だけは家族で高級寿司屋に行くのが恒例だったという。だが、あまりにも悪い成績に、店の机を叩きながら「なんだこれは!!なにやってんだ!どうなってるんだー!」と、いつもカミナリが落ちたという。
引用元:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71797
さかなクン的には普段話さない父が、悪い時だけ叱ってくる怖い存在となっていってしまったのかもしれません…。
囲碁を教えたこともあったというお父さんでしたが、一方のさかなクンは勝負事が苦手で全然上達しなかったとも言っています。
【さかなクンへの突撃取材の様子】
─お父さんは一度もここに来たことがない?
「ウチにはたぶん、来てないんじゃないかな」
─それは、お父さんの暴力があったから?
「ぼうりょく? えっと、それ誰が言ってたんですか?」
─お父さんとの関係は“断絶”している?
「断絶っていうか、なかなか会う機会が……」
─お父さんにも感謝の気持ちはありますか?
「ハイ、感謝しています」
─お父さんには会いたい?
「そうですね、機会があれば……」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/70d27b5b25a53e8fb879984d187aff78e74a7fe9?page=3(※一部抜粋)
さかなクンは、お父さんとは不仲であるということは思っていないようです。
とにかく“お互い忙しい”という状況のようですね。
ただ、良い関係という雰囲気もなさそうです。
(実際にお母さんとご兄弟はさかなクンの大きな水槽があるフィッシュハウスに一緒に住んでいると週刊女性プライムには書かれていましたので…)
個人的には、忙しいのも本当なのでしょうが、忙しさを理由にしてお互いなんとなく面と向かって会おうと言い出せない状況が長年続いているという感じがしました。
さかなクンの家庭環境
さかなクンは、お父さんが言っていたようにほとんど母親から教育を受けていたようです。
「JBpress」にも、さかなクンに対する当時の接し方についてこのように書かれています。
さかなクンが好奇心のまま魚に夢中になることを止めず、背中を押し続けた母親の教育方針は素晴らしいものだ。たとえ失敗することが分かっていても、決して口出しせずに体験させる。天才はこうして育まれるのだと改めて感じた。そして、父親の宮沢九段も厳格ではあったが、敢えて息子の自由な生き方を見守った。
引用元:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71797?page=4
とにかくお魚が大好きだったさかなクンに対して、お母さんはとことん一緒に付き合ってあげました。
さかなクンは魚に関することしか興味がなく、他の仕事は何も長続きしなかったそうですが、唯一大好きなものをとことん極めるという力はものすごい強いことが、今のさかなクンの活躍を見ていても分かります。
世界は違えど、囲碁の世界でもプロとして登りつめるのにはとことん極めていく必要がありますから、そういった“極める姿勢”というのはもしかしたら父親譲りなのかもしれません。
いつか魚類学者と囲碁棋士がコラボしたら結構面白いと思うのですが、何か面白い企画でも立ててくれないかな~と思ってしまいます。
70歳を超えても現役のお父さんと、さかなクンのコラボに期待したいですね!