フィリピンで発生した台風14号が猛烈な勢いで日本列島に迫ってきています。
2021年9月13日現在では、東シナ海の方にある台風14号ですが、今後日本列島に上陸する恐れが出てきました。
気象庁の台風経路図や、今後の進路についての最新情報をまとめています。
台風14号の進路予想は?
台風14号の進路予想は、気象庁の最新発表(2021年09月13日03時45分発表)によると、
強い台風第14号は、東シナ海を1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。
引用元:https://www.jma.go.jp/bosai/information/typhoon.html#format=text&fname=20210912184247_0_VPTI51_RJTD.json
東シナ海を時速20キロで北の方へ進んでいるとのことです。
時速20キロと言うと、自転車で走っているくらいの速さなので割とゆっくりめな速度と言えるでしょう。
時速20キロの場合、風に向かって歩けなくなったり、傘が差しにくい状況になります。
また、木や電線なども揺れている状況でしょう。
そしてこの台風14号の進路予想ですが、tenki.jpによれば、
今後、台風は九州や本州の方向へと進路を変える予想もあり、動向に注意が必要です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ea6373a9f4b55cb6ced802ec8b1ddf3b9107b5e4
日本列島にぶつかるような進路に変わってきているとのことです。
実際に気象庁が台風経路図を出しているので、確認していきましょう。
台風14号に関する気象庁の台風経路図

こちらは2021年9月13日の7時頃に気象庁の公式サイトからキャプチャーした台風経路図です。
今のところ東シナ海にいる台風14号ですが、この後北上していきます。
ちなみに気象庁の発表によれば、
なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
引用元:https://www.jma.go.jp/bosai/information/typhoon.html#format=text&fname=20210912184247_0_VPTI51_RJTD.json
とのことなので、大方この図のような進路になるでしょう。
北上していった台風14号がなぜ途中から急に日本列島の方へ右にスライドしていくかについてですが、朝の情報番組「あさチャン!」では、「日本列島の日本海側(左)から太平洋側(右)に流れている偏西風にうまく乗ることができないため」と解説していました。
偏西風に乗れず、途中から少し乗る形でゆっくりと移動していくので、結果として日本列島に被さる形の進路になりそう、ということですね。
九州地方ではすでに雨が降っているところもあり、西日本では今週前半から雨模様の週となるそうです。
そして東日本の方へは週の後半である17日金曜日~18日土曜日にかけてがピークで、雨風が強くなるようですので、お仕事や用事などでおでかけする際には十分気を付けましょう。
台風14号の最新情報
台風14号の最新情報は、気象庁の公式サイトで確認するのがオススメです。
気象庁公式サイト:https://www.jma.go.jp/jma/index.html
また、台風進路図も最新のものを見ることができますのでリンクを貼っておきます。
台風進路図:https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#6/37.675/119.158/&elem=root&typhoon=all&contents=typhoon
家の戸締りや生活必需品の用意など、最低限の対策はしておいた方がよさそうです。
土砂災害や洪水にも注意が必要です。
万全な備えで台風対策をしておきましょう。