東京オリンピック2020の開会式の演出で、ピクトグラムのパフォーマンスが話題になっています。
開会式の後半、バッハ会長のスピーチの後に始まったコミカルなパフォーマンスに、日本ではネットでかなりの盛り上がりを見せました。
ピクトグラムのパフォーマンスをしていた中の人や、海外の反応をまとめています。
ピクトグラムの中の人は誰?
ピクトグラムはどんな種目・競技であるかを言葉を使わずに万国で通じるしるし(絵)として、1964年の東京オリンピックで作られた“メイドインジャパン”のしるしです。
そのピクトグラムが、今回の東京オリンピックでは史上初となる、動きが加わったバージョンに変わるということで、50種類のピクトグラムを実際に動いてパフォーマンスする、という演出が開会式の中でありました。
突然始まったコミカルで忙しそうなパフォーマンスに、国内では「面白い!」「すごい!」という声が多くあがっていました。
ピクトグラムのパフォーマンスを見たい方はNHKがYoutubeにピクトグラムのパフォーマンスの部分だけの動画を載せているので、ぜひ見てみてください。
こちらにリンクを貼っておきます。(コメント欄がオフになっているのが少し寂しいですが…)
キレキレの動きと、ピタッと止まる体のしなやかさに、一体このピクトグラムの中の人は誰なのか?と気になる人も続出していました。
このピクトグラムの中の人は、
- が~まるちょばのHIRO-PONさん
- 弟子のGABEZさん
このお2人がパフォーマンスをしてくれていました。
開会式が終わったあとに、GABEZさんがツイッターで感想を述べています。
が~まるちょばと言えばパントマイムが有名な国内外で活躍するパフォーマーさんです。
パフォーマンスの途中で、代名詞とも言えるエスカレーターをやっていたので、気づいた方もいたみたいですね。
まるで重いものが入っているようにカバンを持ったり、いきなり軽くなったように見えたり、とにかく体を使った表現が大得意ながーまるちょばさんですが、周りには大勢の各国の選手が見ている中でのパフォーマンスということもあって、緊張感もすごかったでしょうね…。
実際にバドミントンのところだけ惜しい!という場面もありました。
それすらもコミカルで面白かったと評判は高めです。
こちらのスーツの方が見慣れている方も多いのではないでしょうか。
しかし、パフォーマンスの中で、がーまるちょばさんではない方がピクトグラムのパフォーマンスに参加する場面もありました。
ピクトグラムで一瞬映った裏方の人は誰?
がーまるちょばさん達が次々とピクトグラムをこなしていく中、裏方として片付けをしていた役の人が、一瞬だけテレビに映る場面がありました。
「放送事故か?」と思いきや、裏方さんのシャツのエンブレムにカメラが近づいていき、実はそのエンブレムがセーリングのピクトグラムだったというオチだったのですが、この方は本当の裏方スタッフさんではなく、「南大介」さんという方です。
南大介さんは、コント芸人でありイラストが得意な絵本作家さんでもあります。
マルチに活躍されている方なんですね。
ご本人もツイッターで感想を述べています。
次いつ日本で開催されるかもわかりませんし、やっぱり開会式に演出メンバーとして参加できるのは誇りですよね。
今回の開会式は直前まで色々な問題が起きましたが、限られた時間やコストの中で、これだけの面白いパフォーマンスを全世界に届けてくれたと思うと、感動ものです。
そしてこのピクトグラムのパフォーマンスは、海外ではどのような反応だったのでしょうか?
ピクトグラムパフォーマンスに対する海外の反応
ピクトグラムのパフォーマンスは、海外でも大好評だったようです。
一時期アメリカのトレンドにも入っていたくらいの勢いでした!
「MVPはピクトグラムだ」「これだから日本が好き」というコメントもあったようで、開会式の中で一番印象に残っているのはピクトグラムとコメントしているものも多く見受けられました。
日本だと「仮装大賞みたい」と愛あるツッコミも多かったですが、海外では日本の仮装大賞のクオリティの高さも昔から評価されているようです。
笑いのツボって結構国によって偏りがあると思うのですが、そんな海外の人達をも「面白い!」とうならせた演出は見事だと褒めているコメントも多くありました。
このパフォーマンスをきっかけに、日本を好きになってくれる人が増えてくれたら嬉しいですね。