若手女性お笑い芸人の頂点を決める「THE W」の2021年版が放送されました。
優勝したのは「オダウエダ」でしたが、ネットではお笑い好きの人たちの様々な意見で盛り上がっています。
去年準優勝で、今年こそ優勝を狙ってた紅しょうがが決勝の初戦で敗退するなど、波乱を見せた大会でしたが、どの審査員がどのファイナリストたちに票を入れていたのかをまとめてみました。
また、番組中の審査員のコメントで印象に残ったものなどもまとめていますので、お笑い評論の参考にしてみてください。
国民投票枠についても、合わせてまとめています。
THE W 2021の審査員は誰?
「THE W 2021」の審査員は、
- 久本雅美
- ヒロミ
- ハイヒール・リンゴ
- 笑い飯・哲夫
- ミルクボーイ・駒場
- アンガールズ・田中
- 友近
の7名でした。
久本雅美さんやリンゴさん、友近さんあたりは常連な感じがしますが、ミルクボーイの駒場さんが審査員として席に座っていたことは、MCの後藤さんが少し触れていましたね。
4:3で女性陣が多いといった感じですが、同票を防ぐためなのか奇数での設定です。
お笑い界の実力者たちは一体どのように票を投票していったのでしょうか、見ていきましょう。
THE W 2021の審査員の投票まとめ
THE W 2021での審査員の投票をまとめてみました。
Aブロック
ヨネダ2000
田中、哲夫
紅しょうが
田中、哲夫、哲夫(第三試合)、友近、友近(第三試合)、友近(第四試合)、駒場、駒場(第二試合)、駒場(第三試合)、ヒロミ、リンゴ、リンゴ(第二試合)、リンゴ(第三試合)、久本、久本(第三試合)
茶々
友近、ヒロミ、久本
TEAM BANANA
田中、ヒロミ
オダウエダ
田中、哲夫、駒場、ヒロミ、リンゴ、久本
Aブロックから最終決戦に選ばれたのは「オダウエダ」でしたが、紅しょうがが投票数でリーチ席にいたため票が多く集まっています。
紅しょうがは前回吉住との最終決戦で準優勝となっているので、今回こそは勝ちに行きたいという意気込みが強かったですが、最後のオダウエダの不思議な世界観のコントの票数を上回ることができませんでした。
ただ、紅しょうがとオダウエダは、漫才とコントというジャンルの違いや、テイストもかなり異なるので、正直好みが分かれる結果とはなったかなと感じます。
個人的には紅しょうがはかなり安定した漫才で、両方の息もぴったりだったので、このまま最終決戦にいくのかなと予想していたくらいでした。
審査員はコメントを求められるたびに難しい表情で「本当に難しい」とみんな言っていたので、本当に苦渋の判断だったんだと思います。
Bブロック
天才ピアニスト
田中、田中(第二試合)、哲夫、哲夫(第二試合)、哲夫(第三試合)、友近、友近(第三試合)、友近(第四試合)駒場、駒場(第二試合)、駒場(第三試合)、駒場(第四試合)、ヒロミ、ヒロミ(第二試合)、ヒロミ(第三試合)、リンゴ、リンゴ(第二試合)、リンゴ(第三試合)、久本、久本(第二試合)、久本(第三試合)、久本(第四試合)
女ガールズ
友近
ヒコロヒー
(票なし)
スパイク
田中
Aマッソ
田中、哲夫、ヒロミ、リンゴ
Bブロックからは「Aマッソ」が最終決戦に選ばれました。
最初から天才ピアニストが勢いのあるコントを魅せたことで、リーチ席にずっと君臨する形となりましたが、Aブロック同様、最後の最後で席が入れかわるという展開でした。
ファイナリストの中で唯一ヒコロヒーさんだけが票を獲得することができませんでしたが、ピンでなかなか面白味のある安定したネタを披露していたように思います。(手が震えていたのでかなり緊張している様子でしたが)
MCの後藤さんも「あんなに緊張しているヒコロヒーは初めてみた」と言っているくらいだったので、ヒコロヒーさんにとってはかなり緊張する場だったのかもしれませんね。
女ガールズは唯一アマチュアでの出場でしたが、芸人が本業でないのにあの場にいること自体すごいですし、友近さんが票を入れてくれているので、本気で芸人を目指してもいいのかなと感じました。
女ガールズについては別記事でまとめていますので参考にしてみてください。
最終決戦
Aマッソ
ヒロミ、リンゴ
天才ピアニスト
駒場、久本
オダウエダ
田中、哲夫、友近
最終決戦は「オダウエダ」が優勝しました。
しかし、票数をみてみると、かなり接戦だったことがわかります。
2:2:3なので、正直審査員の好みによるものだったのではないかなと感じます。(最後の票はヒロミさんにゆだねられていました…笑)
どの芸人さんが優勝してもおかしくない結果でした。
ですので、やはりネット上でも未だに意見が分かれている感じですね。
票数が極端にどこかに分かれているわけでもなく、同票の末の最後の1票がオダウエダに入ったので、本当に今回は好みという感じがします。
ただ、国民投票枠というものがあったので、投票した国民的には「え~」という感じになるのも、ある意味仕方ないことなのかもしれませんね。
THE W 2021の国民投票枠は誰?投票条件についても
THE W 2021の国民投票枠で最終決戦へと選ばれたのは「天才ピアニスト」でした。
天才ピアニストはBブロックで最初からリーチ席に君臨するも、最後にAマッソに票数を抜かれました。
しかし、それまでは票数をキープしていたので審査員側から見てもおもしろいと評価されていたことはたしかです。
そして、国民投票枠とは、AブロックとBブロックそれぞれ敗退した計8チームのうち、1チームを決めるものでした。
番組をリアルタイムで見ている人であれば応募ができましたが、番組をきちんとすべて見続けている人しか投票権がないものです。
そのため、サクラ的なことは一切できないシステムとなっていました。
その中で選ばれたのが「天才ピアニスト」だったので、票の信ぴょう性的にはかなり高いのではないでしょうか?
今回は優勝こそ逃したものの、リーチ席に座っている時にMCの後藤さんからコメントを求められたときや、最後のコメントなども含め、ただの返しではなくきちんと芸をしていたので、引き出しが多いという意味でかなり可能性がある芸人さんであることは間違いありません。
優勝していなくても、すでに売れている芸人さんや売れるようになった芸人さんは数多くいますので、天才ピアニストにももっともっと面白いネタで売れまくってほしいところです。
来年のTHE Wにも出場するのかにも注目が集まりそうですが、これからの活躍にも期待ですね!