2月4日に開幕した北京オリンピック2022。
開会式の様子は日本でも話題になり、一時期トレンド入りするほどの盛況っぷりでした。
今回のオリンピックは冬季オリンピックということもあり、やはりウインタースポーツ系の競技が目白押しとなっています。
そんな中でも多くの人が注目しているのがフィギュアスケートです。
日本だけでなく世界的に有名なフィギュアスケーターの羽生結弦選手も、今大会での活躍が期待されています。
しかし、2月5日(土)に行われた公式練習には、その姿がありませんでした。
羽生結弦選手はこのまま棄権してしまうのでしょうか…?
羽生結弦選手の北京オリンピックの日程や、今後の可能性についてまとめています。
羽生結弦選手の北京オリンピックの日程
フィギュアスケートの日程は以下となっています。
【団体戦】
- 2月4日(金)男子シングルショート
- 2月6日(日)男子シングルフリー
【個人戦】
- 2月8日(火)男子シングルショート
- 2月10日(木)男子シングルフリー
すでに2月4日の団体戦は終了していますが、こちらに羽生結弦選手の姿はありませんでした。
ちなみに開会式にも登場していません。
ネット上では、「これはあえて力を温存するための策略では…」とも言われていますが、それができるなら他の選手もしたいと思っているはずです。
羽生結弦選手は特別な何かを抱えているのでしょうか…?
そう思っていた矢先のこと、2月5日の公式練習にも姿を現すことはありませんでした。
2月5日の公式練習では、メインリンクが使える最後の練習となるので、ここに姿を現していないとなると、不安になりますよね。
実際にネット上では「本当に演技することはできるのか?」と不安に思う声も相次いでいます。
羽生結弦選手は昨年にもNHK杯を棄権したこともかなり話題となりました。
その時の怪我がまだ治っていないのでしょうか…。
羽生結弦選手の今の状況を分かる限りで調査してみました。
羽生結弦選手の怪我の状況は?
羽生結弦選手は「右足関節靭帯損傷」によりGPシリーズを欠場しています。
NHK杯の棄権というのはこの怪我が原因ですね。
右足関節靭帯損傷は、足首の靭帯を痛めてしまっている状況です。
スポーツだけでなく日常生活にも支障をきたすレベルの大怪我です。
羽生結弦選手はリンクを滑っている際に転倒してしまい、その一度の転倒で右足関節靭帯損傷となってしまいました。
本人も回復に向けてスケジュールを組んでいましたが、その怪我の状況は思うように良くならず、回復スケジュールを大幅に超えていました。
この状況下で一番焦っているのはもちろん本人だと思います。
北京オリンピックに出場するという時点で十分偉業ですが、本人は前人未到の4回転アクセルの成功、そしてオリンピック3連覇に挑んでいます。
プレッシャーと闘いながら、その時が来るのをひたすら待っている感じが個人的にはします。
とはいえ、北京オリンピックが始まってからまだ一度も姿を現していないので、やはりネット上では本当に出場するのか不安が広がっているのも事実ですよね。
羽生結弦選手が今後棄権する可能性はある?
羽生結弦選手は北京オリンピックが始まる前の記者会見で、このように意気込みを述べています。
「男子で3連覇の権利を有しているのは、僕しかいない。前回、前々回とは違った強さで五輪に臨みたい」
引用元:https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2022/20211227-OYT1T50000/
羽生結弦選手は幼いころから、オリンピックで金メダルを獲得することを夢見ていました。
そして実際にソチと平昌で2連覇を達成しています。
その後は3連覇のことは頭になかったとも話していますが、前人未到と言われている「4回転半アクセル」が羽生結弦選手を奮い立たせるきっかけとなり、北京五輪では4回転半を披露し金メダルを獲得することが目標となっています。
ただ、正直なところ怪我の回復状況は順調とは言えない中での挑戦となるので、今後羽生結弦選手が北京オリンピックに出場するのかどうかについては、何パターンかに考えられると思います。
- 北京オリンピックに出場しない
- 北京オリンピックに出場するが4回転半はしない
- 北京オリンピックに出場し4回転半を飛ぶ
もちろん本人的には北京オリンピックに出場し、4回転半アクセルを飛ぶのが一番の目標だとは思います。
しかし怪我の状況的には予断を許さない状況であることも事実です。
羽生結弦選手が出場するのか、4回転半を飛ぶのかは、彼にとって命がけの選択ということになります…。
情報が入ってこない以上は推測するしかありませんが、棄権する可能性は本人にしかわからないですし、これまでいくつもの困難を乗り越えてきた選手ですから、全力で出場するのではないかという予想(期待)もできます。
頑張れというのもおかしいですし、でもやはりリンク上での演技を期待してしまいますし…難しいところですね。
記者会見での羽生結弦選手の宣言を信じて、個人戦を見届けたいところです。