2021年5月9日に行われた東京オリンピックのテスト大会にて、順天堂大学1年生の三浦龍司選手が見事、男子3000メートル障害で日本新記録を出しました。
三浦龍司選手の出した記録は8分17秒46で、これは日本記録を18年ぶりに更新することとなりました。
また、東京オリンピックの参加標準記録と言われている8分22秒00をも上回る記録ということで、オリンピック出場についても期待が高まる結果となりました。
今回新記録を出した三浦龍司選手ですが、箱根駅伝やオリンピックに対する意思が19歳とは思えないほどすごいのです…！
三浦龍司選手が日本新記録を更新した時のネットの反応
三浦龍司選手が日本新記録を更新したときのネットの反応をまとめました。
「すごすぎる」「（いい意味で）化け物」という称賛の声が多くみられる中、「キツそうに見えない」という意見もありました。
こちらが新記録を出した瞬間の三浦龍司選手の表情です。
たしかに、爽やかですね…！
表情にあまり出ないタイプなのかもしれません。
三浦龍司選手の箱根駅伝に対する意思
三浦龍司選手は、2021年に行われた第97回箱根駅伝にて、順天堂大学のメンバーとして往路を走っています。
1区を任された三浦龍司選手でしたが、たすきを渡した際の順位は10位でした。
三浦龍司選手が当時、箱根駅伝を振り返ってこのように述べています。
「スローペースは想定していたが、あそこまでのスローは想定外。後半のペースアップに対応しきれなかった。自分の弱点をつかれるレースになってしまった」…
…「うまくためられたら勝負できるかなと思ったが、自分の実力が甘かった。ほかの駅伝とは違って雰囲気が独特で、プレッシャーも感じていたのかもしれない」
引用元：https://www.chunichi.co.jp/article/179561（※一部抜粋）
まさに箱根駅伝特有の“魔物”が頭角を現した瞬間でした。
何が起こるか分からない箱根駅伝では、様々なアクシデントが起こりがちです。
ですが、三浦龍司選手は箱根駅伝に対して、走る前にはこのようにもコメントしています。
「この1年の結果で自信を持てるようになったので、箱根で怖気づくことなく走れればと思います。ラストスパートでは勝負できると考えているので、それをしっかり出せるようにしたいと思います」
引用元：https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/20910
悔しさが残る結果となりましたが、走るまえには“自身が持てるようになった”と述べていました。
高校時代に負けてしまった他の選手とも、同じ区間で走ってみたいとも述べている三浦龍司選手は、レースを楽しんでいる感じがあって、期待が高まりますね。
今回、日本新記録を出している点や、まだまだ順天堂大学1年生という若きルーキーという点から、2022年の箱根駅伝も出場する可能性は高いでしょう。
三浦龍司選手のオリンピックに対する意思
三浦龍司選手が今回新記録を出したことで、このような意見もあがっています。
実力的にはもう少しでオリンピックに手が届くという感じですね。
しかし三浦龍司選手的の気持ちにはオリンピックに対してどう感じているのでしょうか？
新記録を出した直後の三浦龍司選手がコメントを述べていました。
国立競技場で走って、五輪の現実味が増した。最後の1周までタイムは見ていなかった。
（順大入学後に）ラストのスピードアップのギアが増えた。練習の質が上がっている。プレッシャーで崩れないように、感覚を大切にして五輪へ向かっていきたい。
引用元：https://news.yahoo.co.jp/articles/ecdadabc3435953568722c31ee40f37469ac42cc
なんとラストはタイムを見ていなかったとの衝撃的な発言がありました。
そして大学に入学してから確実に質が上がっていることも実感しているようですね。
“感覚”を大事にしたいと言っているのと、“五輪へ向かっていきたい”と述べていることから、三浦龍司選手はオリンピックに出場することを夢見ていることが確実となりました。
このまま練習を重ねて行けば、オリンピック出場も夢ではありませんね。
まとめ
三浦龍司選手の箱根駅伝やオリンピックに対する意思についてご紹介しました。
19歳という若さで日本新記録を更新するという偉業を達成した三浦龍司選手ですが、彼の中ではさらに練習を重ねてオリンピックに挑戦したいという意思が読み取れました。
これからもレースで活躍してくれることに期待したいですね！
