2021年10月30日に放送の「フィギュアスケートグランプリ2021」のカナダ大会にて出場の樋渡知樹(ひわたし ともき)選手。
名前こそ超漢字で超日本っぽい感じがしますが、フィギュアスケートグランプリ2021の選手名簿を見ると”アメリカ”の代表選手として出場するようなんです!
「名前は日本人っぽいのにどうしてアメリカ代表としての出場なんだろう?」と気になったので、樋渡知樹選手について色々調べてみました。
樋渡知樹選手の国籍や出身、日本語はどれくらい話せるのかについてまとめています。
樋渡知樹の国籍や出身は?
樋渡知樹選手の現在の国籍は、
- アメリカ合衆国
です。
樋渡知樹選手は、2000年1月20日にアメリカ合衆国ニュージャージー州イングルウッドに生まれました。
ですので出身も、
アメリカ合衆国(のイングルウッド)
ということになります。
ちなみにミドルネームも持っており、樋渡知樹選手のフルネームは、
- Tomoki Richard Hiwatashi
となります。
ミドルネームはリチャードなんですね!
樋渡知樹は日本語をどれくらい話せる?
樋渡知樹選手は日本語がどれくらい話せるのでしょうか?
結論から言うと「バリバリに話せる」状態です!
証拠として、実際に樋渡知樹選手がインタビューに答えている映像があります。
普通に喋れていますね!
外国人特有の訛りなども全くみられません。
それより気になるのは“関西弁”であることです。
その秘密は樋渡知樹選手のご両親にありました。
樋渡知樹選手のご両親はどちらともバリバリの日本人です。
そして父も母も神戸の出身だそうで、ご両親のバリバリな関西弁を聞いて育った樋渡知樹選手もコテコテの関西人喋りをします。
ちなみに書き言葉もこのようにバッチリです。
この投稿をInstagramで見る
樋渡知樹選手のインスタの投稿ですが、メッセージ欄のところに英語と日本語で流ちょうにメッセージを書いているのが分かりますね。
しかし樋渡知樹選手の育ちはアメリカ合衆国なので、英語ももちろん流暢に話すことができます。
英語でインタビューに答える映像もありますので、気になる方は見てみてください。
ちなみにこのインタビュー動画のコメント欄に「JAPANESE??」という質問があり、その質問に対して「Japanese American」という回答も載っています。
やはり見た目が日本っぽいところは海外の人も気になっているようですね。
樋渡知樹はアメリカと日本どちらの国籍を選ぶ?
樋渡知樹選手はお父さんのお仕事の関係でアメリカにいた時に生まれたため、アメリカ人としての国籍を持っています。
そしてフィギュアスケートグランプリ2021のカナダ大会でもアメリカ代表として出場します。
しかし、樋渡知樹選手はご両親が日本人のため、日本の国籍も一応持っている状態です。
日本の法務省の公式サイトには、二重国籍の人について“どちらかの国に決めなければいけない”として次のように述べられています。
(1) 20歳に達する以前に重国籍となった場合→22歳に達するまで
(2) 20歳に達した後に重国籍となった場合→重国籍となった時から2年以内
引用元:https://www.moj.go.jp/MINJI/minji06.html
樋渡知樹選手にあてはまるのは(1)の項目です。
樋渡知樹選手は現在21歳ですので、22歳の誕生日である2022年1月20日までにアメリカ国籍か日本国籍かを選ばなくてはいけません。
どちらを選ぶかについての正確な意思表示は確認できていませんが、個人的にはアメリカ国籍を選ぶのではないかなと思います。
今回の大会もアメリカ人として出場していることから、樋渡知樹選手的には自分がアメリカで生まれ育ったアメリカ人であるという部分が強いのかなという印象があります。
どちらの国籍を選択しても、樋渡知樹選手らしい力と技術のある滑りを見せてほしいですね!
グランプリファイナル2021については別記事でもまとめていますので参考にしてみてください。