お笑い芸人の宮迫博之さんと蛍原徹さんのコンビ“雨上がり決死隊”が解散することが決まりました。
長年世間のエンターテインメントを支えてきたお笑いコンビの1つと言っても過言ではないだけに、かなり衝撃を受けたファンも多いかと思います。
解散を発表したのは吉本興業のYoutubeチャンネル「吉本興業チャンネル」とABEMAでですが、悲しむ声が多い中、宮迫博之さんに対して厳しい声も出ていました。
宮迫博之さんは「(テレビに出ることを)諦めていない」と語ったのですが、今回のコンビ解散によって、ますますテレビへの復帰は難しくなることが予想されます。
また、現在ユーチューバーとして頑張っている宮迫博之さんですが、コンビの解散によって今後その道もいつまで持つか分からなくなってきました。
宮迫博之さんが地上波に復帰できない理由やユーチューバーとしても危ない理由についてまとめています。
雨上がり決死隊の解散に対するネットの反応
雨上がり決死隊の解散報告会には、フジモンや出川さんなどが涙する場面もありました。
大御所芸人が涙する中、会見を見ていた人にはどう映ったのでしょうか。
「芸人さん達の涙で自分も泣いてしまった」というコメントも多い中、相方である蛍原徹さんを労う声も多くありました。
そして宮迫博之さんに対しては、「わかってない!」という厳しいコメントもたくさん見受けられました。
雨上がり決死隊は解散しますが、雨上がり決死隊の冠番組である「アメトーーク!」は、蛍原徹さんとゲストという形で放送が続行されることになりました。
そして宮迫博之さんは「いつかまた(蛍原徹の)隣に立ちたい」と決意あらわにしましたが、コンビが解散してしまった以上は壁が高くなる気がします。
宮迫博之がテレビに復帰できない理由
宮迫博之さんはテレビに復帰したいと言っていましたが、コンビの解散によってそれが難しくなってしまいました。
コンビの解散と宮迫博之さんのテレビへの復帰が難しい関係性について、いくつかの理由からまとめています。
コンビの影響が大きい
雨上がり決死隊は宮迫博之さんと蛍原徹さんのコンビで、「アメトーーク!」は2人にとって初の冠番組でした。
アメトーーク!以外にもリンカーンやワンナイR&Rなど、数々のバラエティに出ていましたが、やっぱり“コンビならではのお笑い”が目立っていました。
そして今回コンビを解散するということは、今後コンビでの仕事はできないということです。
今までも宮迫博之さんが闇営業問題で2019年頃から活動を自粛していたため、蛍原徹さんがアメトーーク!を回していましたが、今後は(今後も)蛍原徹さんが1人で出演することになります。
幸いにもアメトーーク!は今のところ名前もそのまま、番組は続行されることになりましたが、今後コンビ名での新しい番組が増える可能性はとても低いでしょう。
コンビの影響が大きいことは、ネットの反応を見ていると一番わかりやすいかもしれません。
今回の解散でかなりショックを受けたファンがネット上にあふれているのがコンビの影響が大きいことへの何よりの証拠だと思います。
そしてコンビでの仕事ができないということは、仮に宮迫博之さんがテレビに復帰するとなると、宮迫博之さんとして売っていく必要がありますよね。
すでに十分売れている有名人ではありますが、やはり闇営業問題で世間を騒がせたことは世間の記憶にもまだ残っていますし、宮迫博之さんの言動や行動については当分厳しい目で見られるでしょう。
それでも蛍原徹さんが隣にいたら「ホトちゃん本当に相方想いだな」で済むのかもしれませんが、もう隣に蛍原徹さんはいないわけです。
宮迫博之さんがソロでテレビに出るとなると、かなりハードルが高そうですよね。
相方・蛍原徹への裏切り
宮迫博之さんが闇営業問題で2019年頃からテレビでの活動を謹慎していた時、蛍原徹さんはいつか宮迫博之さんと2人でテレビに出れるようにと、テレビのお仕事を頑張っていました。
宮迫博之さんもそのためにYoutubeで活動を始め、活躍の場は違えど、お互いまたいつかテレビに出ることを夢みていたと思います。
本当のところはテレビ復活のためだったかは定かではありませんが、少なくとも相方である蛍原徹さんはそう思っていましたし、ファンもそう思っていた人が多いと思います。
しかし、宮迫博之さんがYoutubeを始めたことを蛍原徹さんはあまりよく思っていなかったようです。
蛍原は、コンビとして個々に活動をしていく中で「僕的に宮迫さんに対する気持ちがちょっとずつズレが生じてきたかなと。もちろん最初はコンビで戻って来て2人で何とかもう一回復帰したいと思ってました。ですが、宮迫さんがYouTubeをやり始めたぐらいから、個人個人の価値観、方向性があるもんで。僕と宮迫さんの価値観、方向性(のズレ)がどうも大きくなってきたような気がします」と説明。
引用元:https://www.sanspo.com/article/20210817-XSTFISBG4VDHTPRE23HSHB6ARA/
蛍原徹さんは「Youtubeは時期尚早だったんじゃないか」とも思っていたみたいです。
宮迫博之さんは「世間に認められるように」と始めたYoutubeのチャンネルでは、人気ユーチューバーのヒカルさんやカジサックさんなどとコラボしたり、おもしろいと思ってもらえる工夫をしているようです。
ただ、こんな情報も発見しました。
「家賃は月60万円くらいですが、これとは別に動画を撮影している世田谷のマンションを所有している。最上階の角部屋で、億ションといわれています」(不動産関係者)
引用元:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/271058/2
動画用に億ションを持っているって…もうトップユーチューバーそのものですよね。
というか反省とか世間に認めてもらうと言うより、ユーチューバー活動にハマっていっている感じがします。
このあたりのことを蛍原徹さんは“方向性のズレ”と言っていますが、要は「それはちがうんじゃないの?」ってことなのかなと私は思いました…。
2人でまたテレビに出るために、と頑張っていた蛍原徹さんに対しての宮迫博之さんの行動は、ちょっと過激な言い方ですが裏切り行為と言えるのかもしれません。
そんな状態でノコノコとテレビに出てきても純粋な気持ちで蛍原徹さんも応援できないでしょうし、ファンも「このままでいいの?」って思うかもしれないですよね。
宮迫博之さんが出てきても純粋にお笑いを楽しめない、気持ち悪い状態になってしまう気がします。
ネット上の世間の怒りがまだ収まらない
これまでの理由に全て絡んでいるのがこの理由なのですが、そもそも雨上がり決死隊が2人で出れなくなったのは宮迫博之さんの闇営業問題が発覚してからです。
そして問題は、その時の宮迫博之さんの言動や行動でした。
がんばります、と言ってYoutubeを始めるも、結局そっちで生きていくような雰囲気が漂う動画ばかりだったり、吉本興業との話し合いに応じなかったりしたみたいです。
そういったところの積み重ねが世間の不信感を募らせているのかもしれません。
実際に番組が打ち切りになったものもありました。
2018年4月から雨上がり決死隊がMCを務めていた「フォトぶら(旧:雨上がりのフォトぶら)」(カンテレ)が今月末で終了。宮迫の出演自粛に伴い、相方の蛍原徹(52)が孤軍奮闘したものの力及ばず、4月からはフットボールアワーの後藤輝基(45)が司会の新番組に刷新。宮迫の地上波復帰はますます遠のいた。
引用元:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/271058
直接関係しているかは定かではないにしろ、影響が出ているのは事実です。
今回の解散に関しても、最後の最後まで「またテレビに出たい」とポロッと口にしてしまったことで、ファンからは「わかってない!」と厳しいコメントがでていましたし、それを代弁したかのように「宮迫さんのせいですよ!」と泣きながら訴えていたのが何よりの証拠ですよね。
宮迫博之さんがテレビに出たいと発言したことに対してネット中が「わかってない」と騒ぐ時点で、まだほとぼりが冷めていないことの証拠なのではないでしょうか。
宮迫博之がYoutuberとして今後危ない理由
宮迫博之さんは現在ユーチューバーとしてチャンネルを立ち上げて活動しています。
今回、雨上がり決死隊が解散してしまいましたが、中には「テレビに出れなくてもユーチューブがあるからいいんじゃないの?」と思っている方もいるかもしれません。
今はまだ大丈夫かもしれませんが、今後を考えるとちょっと危ういのです。
宮迫博之さんのユーチューバーとしての活動が危うい理由は、元々のユーチューブの目的にあります。
元々は蛍原徹さんと2人でまたテレビに立つために、ということで立ち上げたものだったからです。
本人がここまで考えているかはわかりませんが、「世間に認めてもらう」と言っていたことがあるので、認めてもらうということはつまりまた蛍原徹さんとテレビに出るということではないでしょうか。
ただ、雨上がり決死隊が解散してしまったのでその目的がなくなってしまいました。
最も、もうそのような目的ではないと蛍原徹さんが内心違和感を感じていたからこそ、解散に至ったのだと思いますが…。
解散も蛍原徹さんから声をかけたそうですしね。
仮にこの問題を抜きにしても、現実的な話として、今の宮迫博之さんのチャンネルの登録者数は140万人台で足踏みしているそうなんです。
100万人を超えており、収入も10億を超えてると言われているトップユーチューバーではあるものの、登録者数が伸び悩んでいるそうです。
「固定客はいるのですが、新規の客がまったく入ってこない。しかも、141万人と140万人の間を行ったり来たりしています。6月23日には、TKO・木下隆行、響、長州小力と千葉・房総のマザー牧場でロケをした動画が配信されましたが、2日後の同月25日には1万人減って140万人になりました。その3日後、再び141万人に戻ったのですが、7月14日にまた1万人減り、140万人となっています」
引用元:https://biz-journal.jp/2021/08/post_240982_2.html
宮迫さんのファンも宮迫さんの動画をどのような気持ちで観たらよいのか分からないのではという意見もありました。
宮迫ファンが描いていたのは吉本への復帰というストーリーですが、これがまったく見えないのです。多くの吉本芸人とコラボしていた頃は『いよいよか』という雰囲気もあったのですが、もはやそうした夢を追いにくくなっています。彼は先日、目のクマを除去する整形動画をアップし、7月27日までに169万回再生を記録しています。つまり、バズる動画を1本生み出すことはできるのですが、その後が続かなくなっているのです。ファンとしては宮迫を応援していきたいものの、どういう気持ちでエールを送ればいいのか、正直わからない部分もあるのではないでしょうか。
引用元:https://biz-journal.jp/2021/08/post_240982_2.html
宮迫博之さんは、ユーチューバーとして稼げているかという記者の質問に、以前「テレビ時代の方が稼いでいた」と答えたこともあるそうです。
テレビの方が稼げるから戻りたいと思っているのでしょうか?
前のようには稼げない気はしますよね、宮迫博之さんの問題もありますし、番組の質も変わってきていますし、何より世間の目が厳しそうなので、ネットでまた何かのきっかけで炎上しそうな気もして心配です。
宮迫博之さんのユーチューブは、今後どこまで継続できるのか心配ではありますが、良い方向へ向かうといいですよね。
コンビを解散したことで宮迫博之さんにどのような変化が起こるのか、注目です。
宮迫博之さんの目の整形については別記事でまとめていますので参考にしてみてください。