春の台風が発生しました。
今回発生しているのはひとつではなく、台風1号と2号による“ダブル台風”とも言われているので、非常に警戒する必要があります。
(威力も2倍ということですからね!)
特に話題となっている台風2号(メーギー)の状況、今後の進路予想をあらゆる角度でまとめています。
また最新の情報やおすすめの防災用品についてもまとめていますので、参考にしてみてください。
台風2号(メーギー)が発生
2022年4月10日(日)午前9時頃、フィリピンの東の方向に、台風2号(メーギー)が発生しました。
今のところ入ってきている情報ですと、
- 中心気圧…998hPa
- 中心付近の最大風速…18m/s
- 最大瞬間風速…25m/s
このような特徴があります。
台風2号は今後しばらくフィリピンの東付近で停滞し、13日には熱帯低気圧に変わると予想されています。
しかしこの台風2号の近くには現在台風1号も起こっているため、お互いが作用することで進路が変更したり、ダブル台風となって日本に接近する可能性もあります。
その際には注意が必要ですので、あらかじめ防災関連の準備はしておくようにしましょう。
(記事の最後の方でオススメ防災グッズについてはまとめています。)
台風2号2022の進路予想は?
台風2号の進路予想について、米軍・ヨーロッパ・気象庁の情報をまとめています。
米軍情報[JTWC(米軍合同台風警報センター)]
JTWC(米軍合同台風警報センター)のサイトで、台風2号の状況を確認することができます。
JTWCとは、Joint Typhoon Warning Centerの略でアメリカ海軍合同台風警報センターが発表している台風情報です。
アメリカ政府が使用するのが主な目的とされていますが、世界中の誰でもがアクセスできるサイトです。
こちらは2022年4月10日13:17頃にスクショした画像ですが、日本の南に「TD03W」「TS02W“MALAKAS”」と赤く書かれて矢印がついているものがあります。
この赤い矢印は熱帯低気圧や台風を表します。
ということは、今日本の南には2つの熱帯低気圧が存在していることになります。
台風2号(メーギー)になると言われているのがこのうちのTD03Wとされています。
TS02Wはすでに台風1号(マラカス)として発達しており、この2つが今後どう合わさるのかが注目されています。
JTWCの情報は6時間ごとに更新されますが、時差があるので日本時間に直す場合は+9時間をして考える必要があります。
画像下の色とメッセージについては以下を参考にしてみてください。
- LOW(黄色)…24時間以内に熱帯低気圧や台風に発達する可能性が低いもの
- MEDIUM(オレンジ)…24時間以内ではないが熱帯低気圧や台風に発達する可能性があるもの=24時間以上かかるもの
- HIGH(赤)…24時間以内に熱帯低気圧や台風に発達する可能性が高いもの
- SUB TROPICAL(水色)…熱帯低気圧や台風の中間くらいのもの
- ↑(赤矢印)…熱帯低気圧・台風
ヨーロッパ情報[ECMWF(欧州中期予報センター)]
ヨーロッパのECMWFサイトで、台風2号の進路状況を確認することもできます。
こちらは、農業用を目的として開発された気象予報サイトとなっており、日本に近い地域の状況を見ることも可能です。
下のカラフルなバーが風の速度を表すグラフとなっています。
今回発生している台風2号は、日本列島より南の部分なので、もう少し下の方が見たいところですが、今のところ情報が入ってきている感じはありませんね。
逆に、ここに台風情報が入ってきたら、かなり日本列島に接近しているという意味でもありますので注意が必要です。
気象庁情報[台風経路図]
日本の気象庁の台風経路図では、台風2号の予想進路図が確認できます。
日本列島の下に台風らしきものが2つあるのが分かります。
水色で「1」「2」と書かれているのがそれぞれ台風1号と2号です。
1号(マラカス)はすでに発達を続けていて、このままだと15日には日本列島にかなり接近してくる予感がします。
日本列島に上陸するのは17日~20日あたりにかけてという感じがしますね(個人的予想)。
そして左側に発生した2号は、このまましばらくは停滞の見込みとなっているので、今のところすぐに日本列島に向かって発達というわけではなさそうです。
ただ、今後1号が動く影響で、急に2号の進路も変わる可能性もありますので予断を許さない状況ではあります。
tenki.jpでは、過去の台風の状況としてこのように述べられています。
今年(2022年)は、1月~3月まで台風発生は0個。4月8日9時に台風1号が発生、2日後のきょう(10日)台風2号が立て続けに発生しました。
4月の平年の発生数は0.6個、1月~4月までに1.5個で、この時期に台風が発生する事は珍しくはありません。
過去(1951年~2021年)71年間で、4月に2個以上台風が発生したのは8回と、10年に1度くらいの割合です。最近だと2014年に2個発生しています。また、1971年は4月に3個の台風が発生し、4月の台風発生数としては最多となっています。
引用元:https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2022/04/10/16868.html
4月に台風が発生することは平均からみても珍しくないとのことですね。
ただ今回はダブルで同時に発生しているので、念のため警戒は必要と言えそうです。
台風2号の最新情報やおすすめ防災用品
台風2号の最新情報を得るのにオススメのサイトや、防災セットについてまとめています。
台風2号の今後の最新情報
台風2号の最新情報は、気象庁の公式サイトで確認するのがオススメです。
また、台風進路図も最新のものを見ることができますのでリンクを貼っておきます。
家の戸締りや生活必需品の用意など、最低限の対策はしておいた方がよさそうです。
土砂災害や洪水にも注意が必要です。
万全な備えで台風対策をしておきましょう。
台風2号対策に!おすすめ防災用品
台風の対策には、あらかじめ防災用品を準備していつでも取り出して使えるようにしておくことが大切です。
一般的に台風対策で役立つと言われているアイテムは、
- ロープ
- ゴミ袋・段ボール
- ハンマー(脱出用)
- ブルーシート
- ガラス飛散防止フィルム
- 土のう
- 救急セット
- 水タンク
- 消毒液
- ショベル・スコップ
- バケツ
- トイレセット
- 懐中電灯
このあたりが考えられます。
海や川などの水辺の近くに住んでいる方や、土砂崩れの起きやすい山沿いに住んでいる方などは、これらのグッズがあると安心でしょう。
しかし、それ以外の人でも最低限の防災用品は持っておくべきです。
ひとつひとつを揃えていくのは大変ですが、今では防災用品セットとしてリュックサックに必要なものが一式揃った“防災セット”も売られているので便利です。
何かあった時もそのまま担いでいけるのがいいですよね。
ということで、「とりあえずこれさえ買っておけば大丈夫!」というおすすめの防災用品をいくつかご紹介します。
おすすめ防災セット①:GOOD DESIGN賞「地震対策30点避難セット」
こちらは、グッドデザイン賞を受賞している地震対策30点避難セットです。
地震対策と書かれていはいますが、もちろん災害対策用なので台風にももってこいです。
楽天市場でも1位を獲得した防災セットとなっており、女性が担いでも負担にならない設計となっているのがポイントです。
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おすすめ防災セット②:防災士監修の防災セット
続いては防災士が監修した自慢の防災セットです。
2人用なので、2人暮らしはもちろん、4人家族なら2セット買っておけば全員分事足りますね。
大容量で雨にも負けない素材なのもポイント。
楽天のデイリーランキング1位を取っている商品です。
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おすすめ防災セット③:防災用品メーカーと防災士のコラボセット
防災用品のトップメーカーといわれるラピタと防災士が共同開発した夢のコラボセットです。
リュックの中に入っているそれぞれのセットが、色分けされたポーチとチェック表とともに入っているので、何がどこに入っているかが一目みて分かりやすいのがポイントです。
防災セットのプレミアムとなっており、心強いグッズとなっています。
楽天ランキングでも1位を獲得したグッズです。
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防災グッズを購入したらすぐに出せるところに置いておくのも大切なので、物置の奥などにはしまわないようにしましょう。
何かあった時はすぐ取り出して背負えば安心して逃げることができます。
今後の台風のためにも多めに備えておいてもいいかもしれませんね。