タレコミ系Youtuberのコレコレさんの配信によって波紋が広がっている渋谷の透明トイレ。
スケルトン状態のデザインのトイレとなっており、外からトイレを見た際には、トイレの中の様子が見えるようになっています。
本来であればトイレに入っている時はスモーク状態となり、外からは中の様子が見えなくなる仕様になっています。
しかし、ここ最近ではこのトイレになんらかの異常があり、常にスケルトンの状態になっており危険だというタレコミが、Youtberのコレコレさんに元にありました。
話題となっている渋谷の透明トイレの場所や、透明のままである理由、そしてそもそもなぜ透明トイレが作られたのかについてまとめています。
渋谷の透明トイレの場所はどこ?
コレコレさんの配信で話題となっている渋谷の透明トイレは「はるのおがわコミュニティパーク」と「代々木深町小公園」にあります。
透明トイレは渋谷区内の17か所に設置されていますが、今回話題となっているのはこの2か所に設置されたトイレのようです。
【はるのおがわコミュニティパーク】
【代々木深町小公園】
こちらのトイレについてはその後テレビでもニュースとして取り上げられました。
この透明トイレは、中に入っている人からはスモーク状態になっているため、外から見える状態になっていることに気づくのは難しいとされています。
知らない間に外の人から、自分の用を足している姿が見られていると思ったら恥ずかしいどころではすまないですよね…((((;゚Д゚))))
渋谷の透明トイレが透明のままの理由は?
渋谷の透明トイレが透明のままとなってしまっている理由は「気温の変化」によるものです。
今回のトイレを手掛けているTHE TOKYO TOILETが公式ツイッターにて理由について回答しています。
つまり、まとめると
- 本来はトイレが通電された状態=透明に見えるという仕組み
- 気温の低下によって、ガラス内の粒子が固まることで通電に時間がかかってしまった=トイレが透明のままの状態になっていた
ということのようです。
また、去年の冬にも同様の事象が起きていたとも述べられていることから、少なくとも2021年頃から起きていたエラーであることが判明しました。
トイレがスモーク状態にならないのは、冬の気温の変化が原因だということなので、これからの大寒の季節や、寒波などの影響が気になるところですね…。
渋谷の透明トイレはそもそもなぜ透明?
渋谷の透明トイレは、そもそもなぜ透明なのかというと「トイレのイメージを覆すため」だからです。
今回話題になっている透明トイレのコンセプトについては、渋谷区議会議員の橋本ゆきさんがこのように述べています。
そもそもデザイナーズトイレのプロジェクトは公衆トイレの暗い・怖い・汚いといった課題を解決し、安心して利用できるトイレをつくる目的で始まったものですが、そんな中でこんなことになりとても残念です
引用元:J-CASTニュース
従来の公衆トイレのイメージは、暗くて中がよく分からず怖いイメージや、汚いイメージがどうしてもあります。
その悪いイメージを払拭するために、カラフルで半透明な明るい印象のトイレをデザインしたようです。
今後、透明トイレが撤去されるかは分かりませんが、すでに17か所も設置してしまっていることを考えると、いきなり撤去というのも難しい話なのかなという印象もあります。
現在は透明トイレは常にスモーク状態となっているので、安全に使用できるとのことですが、一度根付いてしまった印象を変えるのにはまだ時間がかかりそうです。