北京オリンピックにてスピードスケート男子500mが行われました。
日本勢としては、森重航選手が銅メダルを獲得し、12年ぶりのメダル獲得となっています。
ちなみにこのレースの1位は中国の高亭宇選手、2位は韓国の車旼奎選手でした。
アジア勢が上位を占める結果となったスピードスケート男子500mですが、試合中にはいくつかのフライング判定もありました。
しかし、このフライング判定が「不正ではなかったのか?」という疑問の声が世界中であがっています。
スピードスケート男子500mのフライング判定は不正なのか、実際の動画と共に検証してみました。
スピードスケート男子500mでフライング判定されたレースは?
スピードスケート男子500mでフライング判定となった話題のレースが、
- 14組目:森重航(日本)、ビクトル・ムシュタコフ(ROC)
- 15組目:新浜立也(日本)、ローラン・デュブルイユ(カナダ)
このラスト2組のレースです。
14組目のレースでは、1度目のスタートで森重航選手がフライング判定となり、リスタートとなりました。
15組目のレースでは、1度目のスタートでデュブルイユ選手がフライング判定となり、リスタートとなりました。
一度フライング判定を受けてしまうと、次にフライング判定を受けた時に即失格となる決まりがあるので、フライングは選手にとってプレッシャーのかかる措置と言われています。
実際に森重航選手も「フライングがプレッシャーに感じた」とレース後のインタビューで答えています。
フライングがあり、少しプレッシャーのかかるスタートとなったが、やりたいと思うことをしっかりできたので良かった。
引用元:https://mainichi.jp/articles/20220212/k00/00m/050/289000c
オリンピックのために小さい頃からひたすら練習を重ねてきた選手たちにとって、即失格というのはレースで負けるよりも辛いですよね…。
しかし、そんなフライング判定自体が“不正ではないか”とネットでは疑問の声があがっています。
スピードスケート男子500mのフライングは不正ジャッジ?【動画あり】
スピードスケート男子500mのフライング判定が不正ジャッジだったと言われている理由は、
- スロー映像で見てもフライングしているように見えない
という点です。
仮にジャッジ側からしかフライングしている様子が見えない等の理由であれば、さらに意見が分かれそうなのですが、今回ばかりは確実にスロー映像がスタート時の様子を捉えています。
実際のスロー映像がこちらです。(15組目のレースの様子)
スロー映像では、フライング判定を受けるほど早く前に出ていないどころか、注目すべきは左の審判が持っている、フライングを表す装置です。
明らかに両選手が動き出す前から光っている気がしないでしょうか…?
これは不正疑惑というか、かなり不正に近いフライング判定と言えそうですね…。
この様子に、ネット中で批判の声が殺到しています。
スピードスケート男子500mのフライングに対するネットの反応
スピードスケート男子500mのフライング判定に対しては、多くの人が不満の声をあらわにしています。
今回の北京オリンピックは、このレース以外にもスーツ違反や低い評価の付け方だったりと、ジャッジに関する様々な問題が起こっています。
(それぞれ別記事にまとめていますので参考にしてみてください。)
まだあと1週間ほど続く北京オリンピックですが、これ以上は怪しいジャッジが起きないことを祈るばかりですね…。