東京のお台場にある「パレットタウン」の中には、様々な施設が入っています。
その中のひとつとして長年親しまれてきたのが“Zepp Tokyo”です。
Zepp Tokyoでは、数多くのアーティストがライブを行ってきたこともあり、アーティストたちにとっては夢のライブハウス(舞台)とも言われていました。
そんなZepp Tokyoが2022年1月1日をもって閉館となりました。
Zepp Tokyoが閉館となった理由は一体何なのでしょうか?
そして、Zepp Tokyoの跡地には何ができるのかについてもまとめています。
Zepp Tokyoの閉館理由は?
Zepp Tokyoが閉館した理由は、Zepp Tokyoやそのほかの施設が入っているエリアである「パレットタウン」自体が“再開発”の対象となったからです。
(パレットタウン全体の施設がこちらの画像です↓)
パレットタウンを運営している臨海副都⼼パレットタウン運営協議会は、2021年7月21日にこのようなお知らせを発表しました。
臨海副都⼼パレットタウン運営協議会は、本事業区域における開発事業の⼀部進捗に伴い、複合型施設「パレットタウン(東京都江東区)」の営業を、2021年12⽉より順次終了いたします。
引用元:chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/viewer.html?pdfurl=https%3A%2F%2Fwww.venusfort.co.jp%2Fpdf-up%2Fpdf%2F1626839811.pdf&clen=459190&chunk=true
つまり、今回閉館となるのはZepp Tokyoだけではなく、同じくパレットタウンに入っている
- MEGA WEB
- VenusFort
- パレットタウン⼤観覧⾞
- MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON team Lab Borderless
についても対象ということになります。
(かなり大規模な再開発です…!)
ちなみに、閉館スケジュールとしては
- 2021年12⽉31⽇:MEGA WEB
- 2022年1⽉1⽇:Zeep Tokyo
- 2022年3⽉27⽇:VenusFort
- 2022年8⽉31⽇:パレットタウン⼤観覧⾞
- 2022年8⽉31⽇:MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON team Lab Borderless
この流れで閉館することが決まっています。
Zepp Tokyoの解体状況
Zepp Tokyoは2022年1月1日をもって閉館となっていましたが、その後2022年3月に入り解体されている様子がネット上で話題となりました。
跡形もなく解体されている様子が分かりますね…。
Zepp Tokyoは1999年3月より開館し、20年余りに渡って長らくたくさんの方に愛されてきた施設です。
出演側も、お客さん側もそれぞれに思い入れのある施設なだけあって、解体されている様子に多くの人が悲しみの声をあげています。
Zepp Tokyoはなくなったことによって、アーティストのライブの聖地がひとつ消えてしまうこととなりますが、今後はこの周辺でライブを楽しむことはできないのでしょうか?
調べてみると、どうやらZepp Tokyoがなくなったあともライブは楽しめそうなんです…!
Zepp Tokyoの跡地にできる新施設は何?
Zepp Tokyoを含む解体対象となる建物の跡地には、巨大な“大型複合アリーナ施設”が建設される予定となっています。
こちらの施設は2025年秋にオープンする予定となっています。
多目的ホールとして、様々なイベントを開催する予定となっており、想定されている収容人数は、
- スポーツ:約10,000席
- イベント:約10,000席~13,000席
となっています。
また、Zeep Tokyoの閉館前から同じエリアに建設されている「Zepp DiverCity」についてはこれまで通り営業が継続されますので、そちらでライブを楽しむことが可能です。
(元々Zeep Tokyoが閉館となった後の第二世代のライブハウスとして、Zepp DiverCityは建てられたという狙いもあります)
大型複合アリーナ施設ではさらに大規模の収容人数でイベントを行うことができるので、これまでよりもさらに迫力や臨場感のあるステージを楽しめそうです…!
Zeep Tokyoが跡形もなく消えてしまうのは、どこか寂しい気持ちがありますが、新しい複合施設でどんなイベントが催されるのかも楽しみですね。