フィギュアスケート界のプリンスこと羽生結弦選手ですが、きめ細やかなステップやダイナミックな表現力には、国内のみならず海外からもたくさんのファンがうまれるほどです。
しかしそんなキラキラした表舞台とは裏腹に、現実の練習ではさらなる高みを目指して日々特訓が行われています。
難しい技や表現に挑戦する中では、プロであっても転倒して怪我をしてしまうこともよくあります。
羽生結弦選手ももちろん、これまでにたくさん怪我をしてきています。
最近でも怪我の件で話題になりましたね。
しかしその一方で、羽生結弦選手の怪我についてネットでは“大げさ”とも言われているようです。
一体なぜ大げさと言われているのでしょうか?
羽生結弦選手の怪我や大げさと言われる理由についてまとめています。
羽生結弦の怪我について
羽生結弦選手はこれまでに難易度の高い技を成功させている裏で、たくさんの怪我をしています。
平昌五輪の時は松葉杖で歩く姿も話題になりました。
その中でも最近話題となっているのが、怪我でNHK杯を欠場したというニュースです。
出場予定であったNHK杯は、2021年11月12日~14日に行われた、世界の各地に舞台が移動して行われるグランプリシリーズの第4弾でした。
このNHK杯を欠場したことによって、ファンの間で次によぎる不安が”北京五輪出場はどうなるのか”です。
北京五輪は2022年2月4日~20日まで行われる予定で、本来であれば羽生結弦選手も出場予定でした。
しかし、怪我をしたことによって北京五輪までに間に合うのかの見通しが分からず、ファンは混乱しているようです。
そもそも今回羽生結弦選手がどんな怪我をしたかということですが、
- 右足靱帯損傷
とのことです。
練習中に転倒してしまい、右足の関節外側の靱帯を損傷してしまったようですね。
怪我の詳細については、日本スケート連盟が情報を出していないので明らかとなってはいませんが、ここ最近の羽生結弦選手のモチベーションは“4回転半”にフォーカスしている傾向にあったので、恐らく4回転半の練習中にやってしまった可能性が高いとも言われています。
怪我の状態について羽生結弦選手は、
「今は少しでも早く氷上に立つことを目指し、痛みをコントロールしながら氷上でのリハビリをして競技レベルに戻るまでの期間をなるべく短くできるように、努力していきます」
と述べていることから、専門家は重傷というほどではないのではと予想しています。
予測にはなりますが、痛みがコントロールできるレベルのものであれば、2~3週間から3週間~1ヶ月ちょっとほどで元の状態に戻るようです。
個人差もありますが、損傷の程度が1度なら、スケートのような負荷の強いスポーツができるまで2~3週間、2度だった場合は3~6週間ほどかかるでしょう
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1cdb3b4a479affb39497d20fe8edbd25eab9ba0f
北京五輪は2月ですので、あと3ヶ月ほどですね。
どれくらい羽生結弦選手が頑張れるかにかかっている気がします。
羽生結弦の怪我が大げさと言われる理由
羽生結弦選手の怪我はネット上では“大げさ”と言われることもあるようです。
また“嘘”とも言われることもあるようです…さすがに試合を欠場している事実がある以上は嘘というのは言いすぎな気もしますが、これらで関係しているのは誇張しているという点ですね。
では、なぜ大げさと思われてしまうかについてですが、それは羽生結弦の発言にありそうです。
羽生結弦選手は度々、独特な発言をすることがあります。
具体的な内容としては、
- 命を削る
- 死と隣り合わせ
- 何回も死のうと思った
- 血のにじむような練習をした
というような表現ですね。
たしかに、羽生結弦選手は世界レベルでトップクラスの選手ですから、それはもう想像もつかないほどの苦しくて辛い練習の日々を過ごしているかと思います。
(ちなみに「死にたいと思った」というのは週刊誌であることないこと書かれた時の悔しさからという情報があります)
でもそれは他の選手も同じで、世界の表彰台に立つレベル・目標として試合に出てくる選手たちのレベルはすでにかなり高いはずです。
「怪我大げさだ!」と言うネット上の意見を見ていると、どうも「ほかの選手も頑張っているのに自分(羽生結弦選手)だけ特別みたいな言い方が気になる」という考えがベースにあるようでした。
羽生結弦選手も悪気があって発言しているわけではなく、表現力が豊かである証拠でもあるかと思います。
しかし、影響力のある人であるということを認識して、あまり大げさな表現を控えた方がいいのではと意見しているものもありました。
これらの普段の発言が大きいことから、怪我についても“大げさ”と思われてしまうのかもしれません。
でもたしかに、2018年には紫綬褒章を頂いているくらいですから、発言力や影響力は十分にある人物ですし、やることなすことすべてにおいて、世間から注目される人であるという自覚は大切かもしれませんね。
羽生結弦の怪我に対するネットの反応
羽生結弦選手の怪我に対するネットの反応を集めました。
羽生結弦選手の怪我については、ザっとネット上を見る限りでは純粋に応援しているファンの方がたくさんいるようでした。
一方、大げさ・オーバーなのではという疑問を抱いている人の多くは、Twitter上でつぶやくというよりは、知恵袋などで質問している印象です。
表現力の高さゆえの、発言にも現れてしまうというものなのかもしれませんが、羽生結弦選手の怪我が少しでも良くなって、またスケートリンクの上で軽やかに演技をする羽生結弦選手を見たいですね。